夜、いつものように当たり前のようにゲーム部屋へ行こうとする旦那

ボイスレコーダーをセット


呼び止めて一言質問

『あなたは私に対して愛情はありますか?』


旦那

「今は何とも、そう簡単に言えるものではないよ」


あ、そう。オッケー

『わかりました。私も不確定なことにいつまでもしがみついていられません。時間が惜しいです。離婚しましょう』


途端に旦那狼狽する

「え?何言ってるの?」


『去年の頭に自分から仰りましたよ、早いとこ新しい人生を歩んだほうが良いって。そのとおりだと思いまして』


「それは…そのときはそう思ってたし」


そう、この人は売り言葉に買い言葉で言ってきたのかもしれない、そしてそれがどれだけ私を傷つけたかも理解できない、クズ野郎だ。


『私はあなたのお母さんではないので、愛情がない人に黙ってお世話はできません。名前一つ呼ばれない、体の良い家政婦ではありません。あなたは私のそんな些細な願いさえ叶えようとしなかった、叶えようとする姿勢や努力を見せなかった。わかる?夫婦生活はお互いの努力のもとにしか成り立ちません。わがままを言って許されるのは血の繋がった家族だからです。私は違います。』


「……」


黙り込む旦那

私はもう言いたいことを言う。

お金がなくてメソメソしてる立場の低い女じゃないんだ。自分で自分のことを支えられるくらいの収入や地位を必死で得たんだ。


『娘については今後話し合いましょう。私は家を見つけて出ていきます。娘がここに居たいならもちろん尊重します。でもあなた、今まで家事も育児も私主体でやってきて娘の面倒見れますか?娘の年間予定、おけいこ、わかってますか?』


「…それは無理です」


私がずっと敬語で話すのでついに敬語になる旦那

ウケる(笑)


『ですよね、あなたはやりたい事しかやらない、そういう人です。それは夫婦生活もそうでしたね。私はもうあなたに愛情がつきました。努力をしない人のところにいても仕方ないですよね。』


『今後のことは弁護士に相談済です。娘にまず聞きます。その後家を見つけます。4月までには娘の学校も変更しなければならないかもしれませんので』


弁護士の名前を聞いて更に狼狽する旦那

ばーか!!!!


『私の話は以上です。どうぞゲームをなさってください。フォートナイト離婚ですね、良かったじゃないですか、ネタになって』


と言って私は寝室へ


旦那は立ち尽くしていた


とにかく緊張してたけど

私には弁護士という後ろ盾、訴訟になった際の証拠などすべてが揃っている


ドンと構えていればいいんだ!


いよいよ始まった!