　今日から、暑さが最も極まるとされる二十四節気「大暑」の初候「桐始結花（きりはじめてはなをむすぶ）」（三十四候/七十二候）（7/22～7/26）となります。桐の花は4〜5月に開花期を迎え、枝先に釣鐘型の薄紫色の花を咲かせます。花が終わると卵形の固い実がなりはじめますが、「桐始結花」はこの実がなる頃を指しています。

　この日ばかりは、もはや猛暑というよりはセミさえ鳴かなくなる狂ったように暑い”狂暑”の一日でした。

オオヨシキリ

　めっぽう暑さには強いはずのオオヨシキリでさえ、あまりの暑さに耐えかねて田んぼの用排水路脇の木陰で、息も絶え絶えに口を半開きして休んでいました。余談ですが、私はというと「暑（熱）さ」という荒行に挑む修行僧という心境です。