週明けの月曜日 M病院に入院

まあ 本当に booは恵まれている 施工1年しか経っていないという 新築病院

とーっても きれいでした


入院して即検査

3日目には 手術の説明受けてました

今は すごいんですね

主人の頭を 術中に 3D化して 立体映像化して とれるとれない判断しながら進めるんですって

そして来週には 決行と まあ早い スピーディーさに 驚く


それなので そんなことは無い と言われたが 記憶がもしかしたら なくなってしまうかもしれないに備え

(なにが起こるか わかりませんからね)

色んな方に連絡したら

まあ こんなにも 面会に来るんだ ってほど 皆さん来ていただき

病院も booさん何者? って思うぐらい 会いにきてくださいました。


手術当日

16時ぐらいからと予定していたのが あるあるで

前の方が遅れ 待てども待てども お声がかからない時間をもらいました


その間 ふたりで 言葉にならない 会話ばかり

なにかあったの怖さしかなく お互い お互いに感謝ことばかり話していたように思います

その当時 流行っていた歌が 西野カナの 手をつなぐ理由

私の頭の中は その歌が 流れっぱなしでした


いよいよ お声がかかり 歩いて術室に入っていくbooさん

もう20時になろうとしてました

入り口には 術着来ている H医師が 出迎えてくれました

出頭医はH医師です

「いやー booさんて 〇〇の競技では トップスター選手だったんだねー

 先輩で〇〇さんって知ってるー 僕ねー その人も受け持ってたんだよー

 いやー こんな人に会えるなんて 光栄だなー」なんて

お世辞まで言って 和ませてくれてました

「奥さん ちょっと おそくなっちゃって ごめんねー

 安心して待ってってねー」と

ふたりで 入っていってしまいました

チラッと こっち見て 手を振るだけで 入って行ってしまいました booさん

もうそこから なんだが 涙が止まらなかった


始まったばかりだから これから長いぞー

予定は4.5時間だけど

前の人のときは 10時間かかったからねー

覚悟して もう 誰も居ない 術室前のソファに また これも もう廊下の電気消されちゃって

非常灯しか点いていない フロアにただひとり 待ちに待ちました


意外なほど 時間どおり 日付が変わった頃 バタバタし始め 先ずはH医師が出てきた

「無事 終わったよー でもねー ちょーっと 性格 悪くなっちゃうかもねー」と

いやいや ウチのbooさんに限ってそんな事ないから! と 心では思いながらも

その意味が まったくピンと来ず 「そうなんですね~ ありがとうございました」というのが

精一杯だった

その後 ホントに ホントに 後のあと になって 実現しちゃうなんて

思ってもなかった日


その後 ベッドごと 出てきた booさん

足早に 「奥さん 後で 会えるようにお支度しますから〜」と声かけられた分だけ 顔見せられて

ICUに入って行きました。


その後、3.40分ぐらいして呼ばれ 誘導され 傍に行き 声を

「終わったよー わかるー わたしよー」と声を架けると


「うん わかる おれ わかる」とだけ ちゃんと 言葉だせた時の顔は

なんだか びっくりしている顔で まだ麻酔が残ってて覚醒されているような顔でした

いまも 眼に浮かびます


それからICUをたったの2日

そうとう痛いんだろうね 翌日の食事は 食べさせていいと言われたが ほとんど手をつけませんでした。

3日目は個室に

すごい広い部屋で びっくりした

TVなんか 上の方に壁に大きな画面がついてるし

でも 食事はほとんど食べず 言葉も話すの辛そう

面会時間終了超えても 眠れるまで 身体をさすってあげてました

(麻酔明けの身体ってしんどいのよね 今は でも だいぶ 軽減されるものになっているのかしら)


5日目には 4人部屋へ

少しは落ち着いていたようです


4人部屋へ移ったのならと 子どもたちを 週末もあり 連れて行きました。

恐る恐る お父さん大丈夫 と声を架けていた 時に


いきなり

「booさんいますかー」と女性の声

なんだろう 看護婦さん と思って

「はい」と声を返したら

「ああここねー」とその女性の方が カーテン開けたら

女性は事務服来ているし 見知らぬ術着 着た 男性が 


あ!と気づくと当時に

「F医師です メールもらっていましたね

 読んでましたよ 返事が遅くなってしまってごめんなさいね

 でも あなたが選んだのは正解ですよ

 H医師は 僕の同期で 研究も 飯も一緒に過ごした医師だから信頼してるし

 あなたのご主人には 僕より 専門だから 適材です 安心して 任せてくださいね」

「booさん 加減はいかがかなー」と少し 診察してくださり

「ゆっくり 養生いてねー」とさって行きました

子どもたちも びっくり!

そこには、世で有名なゴッドハンドF医師がいました!

なんとなく なにかでTVで観たときのこと 覚えていたみたい


子どもたちにも 安心なさい と声かけてくださりました


ありがたやー

頑張って声かけた甲斐があったってものだし 素直に感激しました


それからは毎日 順調でした

笑ったのは

45本のギズのホッチキス取る時


私は 居合わさなかったのですが

新主治医が「booさ〜ん 抜糸するよー」って来て

「始めたら 痛いのなんの!

 5本目ぐらいで 先生に 俺にケンカ売ってるー?! て言ってやったよー

 蹴り飛ばそうと思った」と 言ってました


それだけ元気になったんですね


順調に進み 11/30には退院し 家に戻れました。

Xmas お正月家に居れると ほっとした


翌週には 放射線治療が必要なのでと 提携病院の そう 今まで話していた有名病院に

M病院の紹介状とカルテもって 初診に行きました


術後の説明は

ゆで卵大ぐらいの大きさの、摘出した腫瘍を見せられ

「開頭したら もう すぐ 異常所見と思われる 腫瘍とわかってね

 うーん... 僕の見解ではあるが グレード3で いてほしい

 これから 次の病院の引き継ぐための 病理検査にだすから」と

あまり いい顔では ありませんでした


有名病院の次回は 年明け5日と 約束し 年を越しました


痛かったホッチキス