おうちに関するモヤモヤを
暮らす人の目線で
整理して可能性を一緒に探します。
住まいのよろず相談承ります。
32年間勤めたハウスメーカーを辞めて、
関西から長野県伊那市の
茅葺き古民家に移住準備中
今日も大きな地震があった。
「怖いなぁ」
と口には出しても、
実際にいつもと同じ日常が送れていると、
特に何をするというわけでもないのが
実情ではないだろうか。
自然がもたらすものを止めることはできない。
だから、、、
備えないといけないとはわかっているけど。
でも、今日のニュースを見て思った。
地震はどの地域でも、
いつでも、
起こり得るって地球が教えてくれてる。
うだうだ言わずに実行しよう！
古民家のおトイレはコンポストトイレだ！
コンポストトイレってご存じでしょうか？
登山される方だと、
バイオトイレとしてご存じかな。
調べてみると、
山小屋などにあるバイオトイレは電気で攪拌、
コンポストトイレは手動で少人数向けとのこと。
水を使わず、
汲み取りもせず、
臭いも無い … らしい。
古民家の水回りは全部リフォームしないとなぁ、
とは思っていた。
2月に喜多野さんのお家づくりの
お手伝いに行ったとき、
衝撃の提案を受けた！
コンポストトイレにしたら？
富士山など山に設置されているという話は
聞いたことがある。
が、使ったことは無い。
住宅にコンポストトイレ…
まじで
と心のなかでむちゃむちゃたじろいだ。
家庭菜園をするなら、
エコロジーな暮らしをするなら、
避難場所としても活用するなら…
コンポストトイレはもってこい … らしい。
でも、、、、
でも、、、
でも、、、
自分が出したものでも触れたくないのに、
他人さんのものまで、
ワタシが処分をするなんて…
どうしてもこの気持ちがぬぐえなかった。
良く考えたら…
自分で出したものを人に処理してもらって、
な～～～んとも思っていなかった。
特に、水洗トイレのおうちに
住むようになってからは…
下水処理のお金を払ってるから…
と知らんぷりしてたな。
この先のエネルギー問題や
労働者不足など考えても、
コンポストトイレにしておいて良かった！
と思う日が必ずや来るだろう！
お薦めだよ、とお聞きしたのグリーンリーさん。
私が購入予定のものとは違うけれど、
設置から使用までの動画があった。
こういう仕掛けもあるのねー。
よっしゃ！もう迷わない！
コンポストトイレにする～！
と心を決めた後に
気づいてしまった……
建築士には切っても切れない法律、
建築基準法
太字（青色）だけを読んでみてネ。
第三十一条
下水道法（昭和三十三年法律第七十九号）第二条第八号に規定する処理区域内においては、便所は、水洗便所（汚水管が下水道法第二条第三号に規定する公共下水道に連結されたものに限る。）以外の便所としてはならない。
ありがたいことに、、
古民家は下水処理区域に入ってる。
自分の手で フンニョウを触るのか？と
二の足を踏んでいたけれど、
それ以外の部分では大賛成。
特に避難所に出来るようにと考えているから
設置したいんだよぉ
さてさて、
どうすれば設置できるだろう？
ダメモト承知で
行政に相談してみるか…
と、
書き終えた後もしつこく調べていたら、
バイオトイレの製造会社の
HPの記事が浮上してきたよぉ！
仮設トイレとして
下水処理区域内にも設置可能、
と正和電工さんのHPには書いてる。
コンポスト貯蔵部分は床下に
置きたいんやけどそれでも
仮設トイレと判断されるかな？
伊那市としての見解はどうなのか？
役所に確認しに行こう～！！
希望湧いてきたぞ～
住まいのよろず相談 笑み太郎
一級建築士 池田 祐実英
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