おうちに関するモヤモヤを
暮らす人の目線で
整理して可能性を一緒に探します。
住まいのよろず相談承ります。
32年間勤めたハウスメーカーを辞めて、
関西から長野県伊那市の茅葺き古民家に
移住(予定)
建築士事務所開設と宿泊できる
場所づくりに向けて邁進中です。
空き家ビジネスや
大家ビジネスって聞いたことがあると思う。
空き家法が改正されたって
いうのもあるやろうし、
空き家が増えてきて、
手に入れやすくなってることもあるやろね。
DIYで綺麗にして人に貸して家賃収入！
を目指す人や、
すでに物件を持った大家さん向けの
SNSグループも色々ある。
私は空き家をもってるわけではないけど、
紹介されてLINEグループに一つ、
Facebookグループ一つに入ってる。
グループには入らず、
LINE登録して無料動画をもらったのもある。
そういうグルーブをたくさん知ってる
わけではないけど、方針というか、
目的というか、志というか、違う。
LINE登録したところは
ちょっと愕然とした。
雨漏れは直さない、
町の便利屋さんに１万円ほど払って、
ブルーシートで処置するのだそう。
借りる人は事情があって家賃を
できるだけ、
できるだけ、
できるだけ安くしたい方だとか。
安い家賃が助かる！
という需要があるからそれでもいいんよね。
とはいえ…
家を管理する側に家への愛情が無いのが
聞いていてツライ。
これで雨漏れ止まりましたっ
ていうけどさ。
雨漏れの原因ってわかりづらいものだったり、
思わぬところから水が回ってたりする。
中の木や部材が腐ってる場合もある。
それにブルーシートっていいものを
選ばないとすぐに紫外線で劣化するし、
ほつれて飛んで行ったシートは
分解されないゴミになる。
とモヤモヤしてしまうけど……
見てるところ、
気にするところがワタシとは違うだけ。
無料動画5本がプレゼントだったけど、
1本見て、LINE登録は解除した。
FBの空き家グループはちょっと違った。
建築士の方も入ってらっしゃるし、
投稿の内容が違う。
神棚や仏壇は費用をかけて
お焚き上げに出してます。
とか、
学生さんたちとプロジェクト進めてます、
とか、
古民家の掃除がここまで終わりましたよ～
とか読んでいて楽しい 
で、遡って読んでいると写真付きで
こんな投稿があった。
天井に雨漏れのシミがあるので屋根を点検したら
瓦の劣化している部分がありました。
築60年なので、葺き替えを検討する時期。
被害が大きくなる前に費用を
準備したほうがいいですね。
それに対するコメントに反応してしまった。
この程度ならコーキング作業で
優に20～30年は耐久出来ます((´∀｀))ｹﾗｹﾗ
おいおーーい！
なにがケラケラ…なん？
瓦の下が葺き土なのか？
防水シートなのかはわからないけれど、
築年数60年であれば、
防水シートは傷んでるし、
土も均一な厚みではないでしょう。
耐震のこと考えて、軽い屋根材に
替えることも一案。
コメントの一つに、
瓦は再利用して防水シートだけ替えればいい、
というのもあった。
それも一つのやり方。
だけど
割れてる瓦、欠けてる瓦が多ければ、
新しい瓦を用意しないといけない。
それが手に入るのか？という問題がある。
また、瓦をいったん下して、
置いておく場所（庭）があるのか？
という問題もある。
材料代は浮くけれど、手間代は増えるよ、
って場合もあるやろうねぇ。
これって総合的な話やねんなぁ～。
建築士という立場で答えようとすると、
どうしても安全側の話をすることになる。
無責任なことは言えない。
と、つい熱くなる。
だから…
((´∀｀))ｹﾗｹﾗ
って笑うことないんちゃう？
って、思う。
100文字ほどの投稿に、
100文字ほどのコメント。
多数の方向けの投稿で何を伝えるのか、
それを見てどういう表現でコメントを返すのか。
勉強させてもろてます。
空き家のお仕事でも、
私が住むんです
家族が住むんです
店子さんが住まれるんです
っていうご相談をお待ちしてます。
敷居の低～い
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自分の疑問も聞いてみる。
聞いてるだけでもOK。
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一級建築士 池田 祐実英
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