殆どの時間を過ごすこのカウチソファー。
私の大のお気に入り。
ここリビングど真ん中が“彼”の守備位置。
時が来れば暖かい陽射しも入るこの場所で、私の身体をいたわるように、彼は優しく包み込んでくれる。ムフ…
大きくてとっても柔らか。
一度身を預けると、まじないをかけられたかの如く、もう動けない。
“束縛されたい派”の私にはこれもまた心地よい。
色は優しいアイボリー。間違いなく癒される色合いだ。
一日を緩やかに過ごす為には、決して欠かすことのできない存在なのである。
彼の右に出る者はいないだろう。
“見舞い”に来る母は失笑しながら言う。
入院中のあなたみたいね。
あらゆる必要なものを手の届くところへ散らばせて、何時までもそこから動かないでいる私を見れば、誰だってそう思うだろう。
第三者として想像すると、実に滑稽な今現在の自分が見てとれる。
まさに“家に居ながらの入院患者”?である。
まぁいい、
ここは私の安堵地帯。
私の城なのだ!
と開き直ってみる。
しかし何時までも自分に甘くをのたまわっているわけにはいかない。
やらなくてはならない任務をこなそう。
取りあえず立ち上がり、なんとかして“彼”から離れなくては…
今の痛みレベル…
“7になりかけの6”
これからますます酷くなりそうな予感…
うぅ…(;_;)