もうすぐ父の命日
母と父の好きだったものを作ってあげようと言う事になり
私「何にする?何がいいかな~何が喜ぶ?」
母「お父さんは何にも文句を言わず食べてたからなんだっていいよ・・」
私「それでも何か喜んだものは??」
母「・・・・・・・・・」
私「お母さんのお寿司と茶わん蒸し、魚の煮付けは日本一!!って言ってたから太巻きにでもするか??」
母「そうだね・・・よもぎを凍らせてあるから草もちにする?」
・・・・・・・・って終わりが無い話になり
結局決まったは「天ぷら饅頭」のみ
きっと母の事だから茶わん蒸しと太巻きに決めるだろうとニヤニヤしています
そしたら・・・
母「夫婦は年を取ってからが本当の夫婦 喧嘩をしても何かあっても最後は子供でなく夫婦でなくちゃだめなんだよ~お互い助け合っていけるから・・」
私「ふーん、確かにお父さんはこんなに怖い奥さんでも最後はお母さんだけ傍にいるか何回も確認していたからな・・・・」
母「ははは~」

さて・・私は傍にいてあげられるかな?傍にいてくれるかな?
いいや、寝たきりになっておむつを替えてあげられるかな?
換えてもらえるかな?
愛情より現実を見ようとする自分がこわい