言葉は悪いですが、サ高住に閉じ込めて介護デイにしか行かせず、家族と出掛けるのは受診だけ。受診すら、往診で済ませるとさらに外の空気を吸う機会は奪われる。3食出る軟禁生活である。
誰でも鬱病になりうる。フロア内でイジメがおきたり、物盗られ妄想が出現したり、徘徊、転倒、希死念慮(死にたいと思う)と、マイナスの精神状態に拍車がかかる。
その中心には、居宅ケアマネの存在がある。起きた事に対して、火消しを行う。瞬発力と判断力はあるので、瞬時に人に指示をし(キーパーソンも含む)対応しているが、根本である本人の気持ちを汲み取らない。被害妄想で苦しんでいる高齢者は放置で、その家族に連絡をする。
家族はサ高住に居られなくなるのは困るので平身低頭で謝る、言いなりになる、高齢者に怒りを覚える、会いに来なくなる、ケアマネに不信感を持つ。何にも解決しない。
そのうちに、高齢者は何故かケアマネが悪の根源だと思い出す。ケアマネに殺されると交番に相談に行く人まで現れた。当のケアマネはそんな気はさらさらない。何故私が??こんなにやってあげているのに!?
悪気はないのだと思う。
ただ無知なだけ。
既に3人、精神科病棟に送られた。
予備軍はまだ何人もいる。どうにか救う手立てはないのものか。
先日も隣の部屋の人が勝手に入ってきて、物を盗る。大事なバックがないとデイサービスに泣きついてきた短期記憶が障害されている女性の対応をした。クローゼットの中のダウンジャケットの中のハンガーに掛けられていた。彼女の得意な隠し場所だ。見つけた瞬間、鬼の形相となりそのバックを壁に投げつけ、どうせ私の言うことは何にも信じないでしょう!!!!と発狂された。その後40分掛かったが平穏を取り戻した。傾聴と共感、そして反復、問いかけで彼女の想いを表出させ、泣いてもらった。痺れた私の足を笑うまでになった。
でもまた翌日バックがないと不穏に。
探しもしないケアマネは、家族に電話連絡を入れる。毎日毎日家族に探しに来いとでも言うのか。今は、デイサービススタッフが、順番でサ高住の自室内を探してみつけてあげている。
彼女も近いうち精神科病棟行きなのかもしれない。歌も上手く、習字も上手く、脳トレにも強く、美人で可愛いく、涙もろく、ただ認知症と老人性うつ病で苦しんでいるだけなのに。



