ラインニュースより
ちょうど、視力検査が始まっていた。
スムーズに番号が呼ばれていて、そんな待たずに終わりそうと思っていた矢先に滞る。後期高齢者と思われる男性の耳が遠くて、検査が進まない。
しかも、視力検査の他に高齢者には遠近検査もあり、ボタンを押すタイミングが分からないらしい。
若い女性警官が担当していたが、対応に困っていた。
高齢者の免許証返納がニュースにもなっているが、教習所の認知機能検査書や、主治医の診断書を持参した高齢者に、警察が免許証を渡さないという選択肢はないように思えた。
検査の最後に、補聴器使用と免許証に載せても良いかと確認していた。
警察は免許を交付する最後の砦。
若い女性警官ではなく、それなりに責任ある立場の人は介入しないのか。耳の遠い高齢者の行く先は追えなかったので免許の更新が出来たのかどうかは不明のまま。
主治医が良いと言っているから。
教習所ではパスできたから。
警察の視力検査は大丈夫だったから。
責任転嫁ではなく、各々が責任を持って高齢者ドライバーを支えていかないと、また悲惨な事故は繰り返される。
ネットで、80代の女性が自主返納した話題があった。孫が尋ねる。
「なんで返しちゃうの?まだ全然大丈夫なのに。」女性が答えた。
「判断能力が残ってるからよ。」
認知機能が衰えると、自己判断で返納はできなくなる。家族の訴えにも耳を貸さなくなる。
これからの高齢化社会。
いつまで自主返納にこだわるのか。