それは、5月中旬、タケマの運動会の日でした

母からの電話

お父さん(父)が胃がんやったらしいけん、入院して手術せないかん



5月の下旬に手術をうけ

きつそうだったけど、術後は元気で

早く退院したいの一点張り


二週間で退院

が、退院当日になると、父はそれまでとは大違いで

暗くて、どうしたの?状態

退院して、家に戻って熱が出始めました

しかも、ボケが進行しているかのように思えました

そこからが

母と私の試練が待っていました


何も食べない。。。寝てばっかり

熱は上がったり下がったり。。。

こんな状態の中、近くの病院へ点滴をしに行ったり

また、手術をうけた病院にも受診したり

ひとりで立ち上がれない。。。

こちらの言う事がわからない。。。などなど

必ず誰かがいないといけません

週のうち5日は実家で父の世話をしていました

あとの二日は、妹がみていました


そうこうする間に

私は会社を辞めて、父母のことを支えてあげなければという思いにかられ

そうとう余っていた有給をフルに使い

上司に、打ち明けました

また、休ませてもらいます

でも、そのあとも。。。最悪、(会社を)辞めなければならないかも。。。

その瞬間

ダメです

辞めると思ったら、そっちに流されていってしまいます

そういうことは考えないでください

会社は、ぴーすさんを必要としています



ここでは、ぴーすさんに仕事を丸投げしたら、なんでもOKなので
にひひ

そういうことを言ってくれた上司は優しくて

そのあと、誰もいなくなった仕事場で

涙が溢れました

そして、私が会社を辞めなくても

父は元気になる

そんな気持ちになりました

まるで、魔法の言葉を聞いたようでした


実際、父はまだ回復途中ですが

退院のころよりも顔色もよく、元気になってきました

また、店を頑張るという気持ちも湧いてきたみたいですニコニコ