リビングを通り過ぎる時ある利用者さんの

視線を感じた…


車椅子に座り背中は前に曲がり頭もぐっと

落ちている姿勢、円背(えんぱい)の為

顎が鎖骨にあたり食事もなかなか進まない

利用者さんが首を頑張って上げていた


こんにちは〇〇さん照れ


と声をかけると


今日初めて喋れたねー


と両手でわたしの手を握り話してくれた



そうだよねー

以前はよく色んな話をしたり外に出て

桜を眺めたりと出来たけど


年末年始で6人辞めて最近も3人辞めた

職場…


ゆっくり利用者さんと話してる暇なんて無くて

唯一話せるのは2人きりになるトイレ介助の

時だけ




食事の時、全介助の利用者さんの唇が

切れて血が出てる事がよくある


無理やりスプーンでこじ開けたんだなって

直ぐに分かる


認知症が進むと口を開けることも理解できず

食いしばる利用者さんもいる


椅子にも座らず立ったまま

あーんしてとスプーンで口を

こじ開けて介助している人、


トイレ後車椅子のフットレストに自力では

足を乗せれない利用者さんに

早よのせーや!


何度もナースコールを鳴らす利用者さんに

忙しいから鳴らさんといて

くれる?

とナースコールを手の届かない所に置いたり





自分が歳を重ねて施設に入った時に

同じ対応をされたらどう思うんだろうか…


悲しくて、情けないよね


   因果応報



自分のした事が自分や大切な夫や子供、孫に

まで返ってくると思わないのかな





言葉が出ない利用者さんでも名前を呼ぶと

うんうんと頷いてニコッとしてくれる

その瞬間がとても嬉しい照れ




   人に優しく照れ