8月も、もうすぐ終わりますね~
来月には共通テストの出願でしょうか?
私立大学で共通テスト利用などをされる方は、大事な大事な【共通テスト】ですね
息子が浪人生の時は
もし その日が大雪だったらどうしよう…
インフルエンザにかかったらどうしよう…
交通事情に何かあったらどうしよう…
最悪の事態ばかりを考えていたような気がします
まだ子供達が中学生と小学生だった頃の話ですが…
パート先に就職浪人2年目というバイトの男の子がいました。
官公庁勤務を目指していくつかの試験を受験したそうですが、うまくいかず…
自信を失くして 引きこもり気味になっていたところ、気持ちを変える為にバイトをしてみては…?と ご家族から提案されたようで
専門学校に通いながら、バイトをする事を決めました…との事。
接客業でしたが、真面目で優しい子でしたので、すぐに馴染み 楽しそうに働いていました
時々、勉強がしんどくなり不安になるみたいで
「勉強していたら、死にたくなりました…」とか「もう、死にたいです」という日がありました
その時の私は、浪人生がどれだけ辛いものか理解していなかったので
「大丈夫!大丈夫!」
「マイナス思考はダメだよ!」
など、今思うと、ありきたりの励まし言葉で親身になってあげてなかったなあ…と反省しています
まだ20代そこそこで…またダメだったら…?と思うと、本当にに辛かっただろうに…
もっと気持ちに寄り添ってあげたら良かったな…
その後、受験勉強に専念するとの事でバイトは辞めたのですが、
しばらくして、嬉しいメールが届きました
【合格しました!面接の時にバイトの経験で学んだ事を自信を持って話する事ができました。本当にありがとうございました】
良かった~
本当に嬉しいでした
その後、わが家の息子も浪人を経験する事になったのですが、そのバイト君の姿を見ていたので、息子も勉強から逃げ出したい…辛い…と思う日もあるんだろうなという気持ちで息子に接する事ができました
息子が合格してすぐ
偶然にも、立派な社会人となった そのバイト君と再会しました
息子が浪人して合格した話と…
【あなたの頑張る姿を見ていたから、息子の浪人も見守る事ができました。ありがとう】
と感謝の気持ちを伝えました
どんな出会いにも必ず意味があり、必ず学ぶ事や糧になる事があるのだと思います
私も浪人生の母を経験してから、浪人生のお母様方と出会う事が増えました
アドバイスはできないけど、経験した事で気持ちに寄り添う事はできるようになりました
一人一人の出会いを大切に
日々を過ごしていきたいですね