昨日は鈴木おさむ放送作家引退記念の、おさむ深堀り。
SMAPと出会う前、出会った後、そしてSMAPが
消えてしまった後のこと。
本当に気が付くと、番組テロップには鈴木おさむの文字。
たぶん先輩たちから可愛がられる何かがあって、そこに
運と縁で今までやってこられたんだろうな。
そしてそこにはSMAPが上昇気流に乗っている時代、
テレビが力を持っている時代だったことも、味方したのかな。


懐かしい名前もいろいろと出てきて、栗原美和子さんとか
片岡飛鳥さんとか、フジテレビ・・・。
やっぱりSMAPとフジテレビは、一蓮托生だったんだ。
何かの力でいいともが終わり、めちゃイケも終わり、
そして公開処刑の命令に誰も抗うことが出来ずにあの
醜い放送をしてしまったことで、そりゃあフジテレビは
落ちていくだけでしょう。
今の状態を見ると、そりゃそうと思ってしまうよ。


そしてホンネテレビのこと。
あの時、どうしようもなくなって事務所を出ただけなのに
行きたいく場所を奪われ続けたこと。
でも手を差し伸べてくれた人たちもいたこと。
鈴木おさむがジャニーズ事務所や所属事務所にどう思われたかは
わからないけど、一緒にやってくれたことは感謝です。
飯島さんに対しては、そこまでの恩を感じているんだろうな。


吉本を筆頭に、大手の事務所の人たちは誰も出てくれなかった。
のちになって吉本の芸人さん個人では出たいと言ったけど、事務所が
止めたって言ってましたね。
今、EXITがレギュラーになってるとか、隔世の感があります。
最初に出ると言ってくれた浅井企画やタイタンには、足を向けて
寝られないですよ。
他にも小さな事務所の人たちは出てくれたし、個人でつながりの
ある人たちも出てくれたり、わざわざスケジュールを空けて
くださった方たち、忙しい中でも顔を出してくださった方たちも
たくさんいてくれたから、3日間乗り切れたんだな。


一番悲しかったのは慎吾くんが言った「音楽は自由だと思ってた」。
「自分たちには歌がない」と言って、過去の歌は封印されて
しまったんだと悟った日。
いろんな歌を歌ってくれたけれど、裏ではいろいろあったんだ。
コラボもできず、許可取りも大変だったんだね。
でも何かあれば出てくれるゆずとか、人生初のフェスに呼んでくれた
氣志團とか、改めて感謝です。


音楽業界の嫌な部分も、たくさん見てきました。
山下達郎が「この世界はご縁と御恩」と言って、ジャニー喜多川の
擁護をしたことで、可視化された感はありますが・・・。
anonymousの主題歌のこととか、裏のドロドロで
傷ついてきたんだろうな。
でもおかげで名曲が生まれたし、WONKとの縁もできたけど
やつぱりもやもや。


もう一度、じっくり見直そうかな。