朝日新聞(http://www.asahi.com/edu/news/TKY200904200295.html


合言葉は「クラス全員皆勤」 一宮商で2年連続達成 千葉



2009年4月20日




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全員が欠席ゼロの皆勤を達成した一宮商の1年D組



 クラス全員、欠席させない――。千葉県立一宮商業高(一宮町)から県立勝浦若潮高(勝浦市新官)に1日付で赴任した鈴木幹男教諭(36)のモットーだ。一宮商で一昨年度担任した3年生、昨年度の1年生と2年続けてクラス全員1年間欠席ゼロを達成。勝浦若潮高でも「学校を休むな」と指導するという。


 「社会に出ると、少しぐらい体調が悪くても仕事を休めない。学校で休まないことを身につけさせたい」


 鈴木教諭は一宮商で05年4月からクラス担任となり、クラス全員が欠席しないことを目標に掲げた。病気になることはあり、実現はなかなか難しかったが、07年度の3年B組、08年度の1年D組で達成できた。


 入学式のホームルームで生徒と保護者に「学校に来ることはみんな平等にできる。今日から始めよう」と呼びかけるのが恒例となった。1年D組では、入学式からまもなくして、頭が痛いので休みたいと電話があったが、遅れてもいいからと母親を説得して生徒を登校させた。夏休みを過ぎると、「学校に来るのが当然」という一体感が生まれたという。 1年が終わって、クラス39人のうち、無欠席に加えて遅刻や早退もなかった生徒が29人いた。その一人、岡泉圭亮君(16)は「最初は無理だと思ったけれど、みんなが責任感を強くして頑張った」。


 鈴木教諭は「不可能だと思っていたことでも努力すれば可能になると生徒は知ったことが素晴らしい」。(高木和男)


 


これはすごいことだ。クラスでの目標は様々だが、たしかにこれはみんなやれば出来る目標である。


ただ、風邪を引いてしまったら無理に学校に来なくてもいい。社会人だって年休あるし…。しかも、これだと休むに休めず、子どもによってはそれが強迫観念のようなものとなり、耐え難い苦痛になったかもしれない。


それが、2年連続成功したのであるから、きっと先生の関わり方、指導がよかったのだと思う。興味深い。