20歳の頃、私があまりにもぐうたら&ニートだったので母が心配して占い師に私のことを相談したら…
「男に貢ぐタイプ」「夢見がちで騙されやすい」「反抗的で仕事が続かない」「感情のコントロールができない」「病弱」
…ただの悪口。ってことを言われて帰ってきました。
あまつさえ、私は何もしていないのに(何もしていないのがいけないのですが…)
「(上の悪口)こんなこと言われた!アンタは本当にもう!いい加減にしなさい」とメチャクチャ説教されました。
母が見てもらった占い師が何占いかは分かりませんが、
ホロスコープを勉強した今だからこそ、この解釈は「なるほど…」と思えます。
「男に貢ぐタイプ」「夢見がちで騙されやすい」は金星と海王星のオポジションor月と海王星のトライン
貢ぐということはありませんが、ダンナに(2ハウス双子座の月…欲しいものは色々言って手に入れる)
「あれが欲しい!(主にパソコン系もの)」としつこくギャーギャー言われると、めんどくさくなって「うるさいな!じゃあ買えばいいじゃん!」と結局イラつきながらもいつも折れます。
⇒そしてすぐに忘れます。
⇒しばらくしてまたダンナは「ギャーギャー」言い出します。
その繰り返しなので「騙されやすい」と言えるでしょう。
「反抗的で仕事が続かない」は太陽&水星と天王星のオポジション。
太陽と土星はトラインなので、比較的「郷に入ったら郷に従うタイプ」なのですが、馴染んできたころに天王星の影響が出てきます。
アルバイトしていた飲食店で店長が、「若い子はホールをやるように、年配の人は調理をやるように!徹底して!」と突然言い出して、「急になぜですか?」と尋ねると、「若い子が調理していると本格派っぽくなくなって見栄えが悪いから!」と言いました。
あまつさえ、「という訳だから、コアらっこさん、新人(50代後半男性)に調理教えて一通りできるようにしておいてね!」なんて言われ…(絶対イヤ!バカバカしい!もうヤダ!)と思い辞めました。(円満に)
ここは私にしては長く、3年続いたのですが、店長の「見栄えが悪いから」という言い方がどうしても嫌でした。
今思えば、店長も上から言われたのかもしれませんし、どこにでも暗黙のルールはあるのかもしれませんが、こういう理由で辞める所が「反抗的」と言えます。
「感情のコントロールが出来ない」は月と冥王星のオポジション。
冥王星は日常で出てくることはほとんどありませんが、若い時、暴力的な彼氏と付き合っていた時はなかなか激しい舌戦&暴力からの防御をしていたので出ていたと思います。私も歯向かっていくので(牡羊座の月)、ケンカは毎回激しかったのですが、スイッチが入ると全てがスローになるような感覚はありました。
(あたりまえですが…)今は全くそんなことはありませんが、無意識に「心をえぐる」系の本を選んで買ってしまいます。
月と冥王星のハードアスペクトで、メンタルコントロールが難しい人は、内容の重い本を定期的に読むと、衝動が緩和される場合もあると思いますので試してみてください。(人によっては引き込まれてしまう場合もあるので注意)
「病弱」は12ハウスの太陽&水星&キロン。
確かに私は病弱で入院ばかりしていて小学校にあまり通えていません。大人になってからも月一で風邪をひいていましたが、占いの仕事をするようになってからは体調を崩すことはなくなりました。12ハウスが「隠れる」「潜在意識」など目に見えないものを表すので、「占い」の仕事はちょうど良かったのかもしれません。(12ハウス太陽の人がみんな病弱という訳ではありません)
12ハウスに太陽、月、水星、金星、火星の個人天体がある人は、副業したり、一人の時間で好きなことをするようにしてください。
お客様で12ハウス太陽&水星&金星&キロンの方がいます。
波乱万丈でとても大変な人生を歩んでこられましたが、ある時、家を改装してアトリエを作り、趣味の「手芸」に没頭するようになりました。
そうしたら、だんだんトラブルが起きなくなってきて、穏やかな毎日を送れるようになり、さらに副業として作品を売って収入まで得られるようになりました。
このお客様は4ハウスに天王星&火星乙女座がありますので、「アトリエを作る」(4ハウス天王星)「手芸に没頭」(乙女座の火星、細かい事に熱中)も12ハウスの天体たちと共に良い働きをするようになったのでしょう。
「男に貢ぐタイプ」「夢見がちで騙されやすい」「反抗的で仕事が続かない」「感情のコントロールができない」「病弱」…確かに当たっていますが、それなりに頑張って生きています。(けっこう楽しく)
全て完璧な運勢の人はいませんし、ハードアスペクトはネガティブな状態から大きく化けるチャンスを秘めているとも言えます。
占いの結果が悪くてもあまり気にせず、「裏を返せばどういう意味だろう…?」「これをどう活かしていこうか…?」ともう一歩踏み込んで考えてみると、意外な打開策が見つかったりしますよ