お昼を山下というローカルなおうどん屋さんで食べてから、いよいよ崇徳院さん巡りに。
崇徳院が祀られている白峯寺。西行もここを訪れている。
横には崇徳院さんの御陵が。心がくじけそうな階段……。
崇徳院さんというと怖い伝説がつきまとうけど、王朝文化に親しみ、和歌をこよなく愛した風流人。詠む歌もすっと心に入る美しい歌で、悪い人とは思えない。
横には崇徳院さんの御陵が。心がくじけそうな階段……。
崇徳院さんというと怖い伝説がつきまとうけど、王朝文化に親しみ、和歌をこよなく愛した風流人。詠む歌もすっと心に入る美しい歌で、悪い人とは思えない。
近くのレストハウスで休憩。ここからも瀬戸内海を臨むことができる。
地の宮と名付けられた高家神社。ここに一度崇徳院さんの棺が置かれ、その棺から血がこぼれたのだそう。
崇徳院さんの史跡は思いのほか多く残っていて、今回行けなかったところもいくつか。この土地で、崇徳院さんは大切にされたんだなあという印象を受けた。本人としてはもちろん辛い日々であったとは思われるけれど、海の穏やかさや土地の人々の優しさに触れることで、心癒されることもあったのでは……と救いを求めてしまう。じゃないとあまりにも崇徳院さんの最期は悲しすぎる。