そんなわけで昨晩の味スタでのアウェイゲーム。
東京ヴェルディ戦はグランパスの1-0負け。
試合後の選手挨拶時も微妙な雰囲気でした。
同じシステムでのミラーゲームとなった試合は、ヴェルディの攻守の切り替えの速さとオフザボールの動きが秀悦で、グランパスは終始縦バスを入れられない。
だからといって、ヴェルディのグランパスのwb裏縦ポンにも対応し、動きのなかった前半。
後半にカウンターから左WB裏を突かれ、ファウルのアドバンテージを受けて抜け出したヴェルディ翁長が見事なループシュートを決める。
ようやく目が覚めたのか、グランパスも前に出るも、気持ちよいほどシュートが入らない。
そこにヴェルディの熱い守備や、GKマテウスのファインセーブ連発もあって、流れはヴェルディ。
ラスト10分にMF榊原が入って前線に起点ができたことで生まれたチャンスも決まらず。
惜しかったようで完敗感もある悔しい負けでした。
相手GKやダブルボランチの活躍も素晴らしかったけれど、低調な前半→押し込んでも得点が生まれない後半となる試合が続いている。
そもそも逆の試合運びはできないものかと思うし、得点が決まらないだけでなく、得点が決まるシチュエーションを増やさなきゃいけないし。
個人としてだけでなく、チームとしての戦い方がもう少しブラッシュアップしてくればと。
ただ、ケガ人も多く連戦が続くため、それどころじゃ無いのかもしれないな。
試合後のヴェルディ監督の城福さんのコメントにある「名古屋対策より、自分達が立ち返るところを共有して試合に臨めたことが前半の成果」。
試合後、たまたま電車内で隣になった、とあるオレンジのサポーターも語っていた「チームとして立ち返る場所の有無」。
それも見えてこない厳しい現状こそ、今のグランパスの現状と立ち位置と認識。
まぁ仕方ないかな。