溺れる魚

溺れる魚

私の生きてきた記憶。

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席替えをして、太った女の子が隣になった。

授業中、私の膝をずっと擦って来た。

私は36キロしか体重が無く、その子は自分に無いものに憧れているのかなと思った。

実はその子はレズビアンだった。

レズビアンと聞けば、美しいと思う方も多く居るかも知れないが、その子は万年肩にフケが溜まっており、ズボンには生理の血が付いていても気にしない不潔な子だった。

顔にはブツブツがいっぱいで、髪はボサボサ、とてもじゃないが友達にもなりたくないタイプだった。

毎日毎日、「うちに泊まりに来ない?」と誘われて、ウンザリした。

面倒臭くなって「ハイハイ」と返事をしたら、本気で取って、「明日泊まりに来て!」と誘われた。

一瞬「え?」となったが、その子はノリノリで断れない雰囲気になった。

友達に相談したら「ドタキャンしたらいいよ」と言われ、ギリギリで「行けなくなった」と断った。

それからは、泊まりに来てとは言わなくなったが、膝をずっと擦られていた。

早く席替えが来ないかなと、ずっと思いながら耐えた。