ジャニーズ“ファンの願い”8億円超える
「ジャニーズ事務所」の所属タレントが参加する東日本大震災復興プロジェクト「Marching J」の募金活動が11日、東京ドームで行われた。去年3月18日、コンサート会場で使用する予定だった電源車を被災地へ提供したことからスタートしたプロジェクト。去年4月1日には東京・代々木第一体育館広場周辺で募金活動を行い、3日間で延べ38万9000人のファンが募金の列を作った。開始から1年がたち、所属タレントを代表して近藤真彦(47)がプロジェクトの活動結果を報告。義援金は、コンサートや舞台、イベント会場などの募金箱に寄せられた2億5100万円、動画のインターネット配信課金分7500万円、チャリティー野球大会の収益金の一部の1億円、東京ドームのチャリティーイベント「わくわく学園」の収益金の一部の2億円、チャリティーグッズの売り上げの2億円の合計約8億2600万円に上り、これに11日の募金活動で集まった基金を合わせた総額を、岩手県と宮城県、福島県の子供たちを支援する団体に寄付する。募金活動は11日の募金活動をもって終了するが、今後も可能な限り支援活動を続行していく予定。近藤はパンダ招致活動についてもふれ、「子供たちの心のケアが必要になってきた時期ではないかと思い、被災地にパンダが来たらどんなに癒やされるかと考えていたところ、仙台市の八木山動物園がパンダ招致を計画していることを知り、サポートできることはないかという思いから始まりました」と説明。ジャニーズ事務所とグループ会社に協力を呼びかけて資金を確保し、日本政府と話し合った後、中国大使館へも出向いて交渉を重ねた。近藤は「まだまだ長い道のりではありますが、招致へ向けて一歩一歩進んでいます。マーチングJの近藤真彦として、必要があれば中国へお願いに出向くこともあると思います」と神妙な面持ち。事務所内で話し合った結果、5年間パンダを招致するためにかかる費用として認識している最低10億円、最高30億円を全てジャニーズ事務所と関連グループが負担することも発表した。報道陣から「パンダについて心ない報道もありましたが、どうお考えですか」と質問が飛ぶと、近藤は苦笑いしながら「心ない報道については把握していないので知りませんが、賛否両論あることは承知しておりました。パンダが来るというのは夢のような話かもしれませんが、子供たちの心のケアを考えてのこと。実現したい」と言葉に力をこめた。 最後に「おそらくファンの皆さまは、ジャニーズ事務所のタレントが行っているからという理由だけで募金してくれたわけではないと思うんです。心の底から東北の復興を願って募金してくださったと思う。ファンの方からお預かりしたお金は一日でも早く、現地で困っている皆さまの元へ届けられるように努力したい。皆さん、本当にありがとうございました」と、活動に賛同してくれたファンにあらためて感謝した。