Aさんのサクセスストーリーをどうぞ🎵

夏休みに入塾してきたAさんは、大きな体に、耳にはピアスが3つ。
話してみると屈託のない笑顔。

当時、数学を担当していた私は、Aさんの直近の定期テストの結果を聞いた。

Aさん「0点です。」

私「やろうと思ったけどできなかった?それともはじめから諦めて、解かなかった?」

Aさん「できなかった。」

私「じゃあ、どこからできないか、確認してみるね。2-3は?」

Aさん「1」

私「了解。じゃあ、こんな風に考えてみようか。0より小さい数字があるのは分かる?」

Aさん「うん。」

私(10センチくらいの線を一本引いて)「真ん中を0として、右に2つめがスタートね。」

Aさん(うなづく)

私「Aさんが2円持っているとして、1円落としたら残りは1円だね。」

Aさん(うなづく)

私「ということは、引くっていうのは右か左、どっちに動くことか分かる?」

Aさん「左」

私「そうだね。じゃあ、さっきの2-3をかんがえようか?どこに移動することになる?」

Aさん(-1を指さす)

私「やるやん。そういうこと。0より小さい数字はマイナスっていうんだよ。じゃあ、0より1小さいここの数字は?」

Aさん「マイナス1?」

私「やったやん。じゃあ、3-5は?この紙を使ってもいいよ。」

Aさん「マイナス2」

私「飲み込み早いね。じゃあ、もう少し難しくするね。」

ここから何問か続けて、、、

私「なんか嬉しそうだね。」

Aさん「こんなにできたのがはじめてで、うれしい。」

私「勉強できるようになりたい?どのくらいの点数がとれたらうれしい?」

Aさん「40点。」

私「一緒に頑張ろうね。宿題は必ずやること。できなくても、わからなくてもいい。考えようとしてくること。必ず追いつくから。」

中学が半分過ぎようとしている段階で、中1のはじめから進めることは並大抵の苦労ではなかったと思います。

2学期の中間テストは10点台でした。それでも、すごく誇らしげにテストを見せてくれました。わからないなりに、すべての問題に手をつけた跡があること。

Aさん「こんなにテストで頑張ったのは初めて。」

屈託のない笑顔☺️

この子はまだまだ伸びる。伸びないときは、関わった大人の責任だと。

書いていて涙が、、、次に続けます。



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