結局Bさんは学校でいじられている現状が嫌で転校したそうです。
誰も助けてくれず、誰にも頼れなかった。
私もその中の一人です。
気づけずにいたし、Bさんにだけ問題がある言い方をしてしまった。
一年ほど経ってから
塾長「Bさんが戻ってきます。担当を希望しています。」
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結局、他の学校でも馴染めず、とうとう不登校になったらしい。当然、勉強もままならず、、、
私「待ってたよ☺️勉強は嫌いになった?」
Bさん「どちらかというと楽しくなくなった。」
私「そうかぁ。じゃあ、今日のために、とっておきの問題を用意したよ。やってみて。できたら、プレゼントがあるよ。」
Bさん「楽しみ~」
言葉は前と変わらないが、どことなく心がこもってない。
Bさん「わからないよー。」
私「これはね、、、」
Bさん「あー。そういえば、前にも教えたもらったなぁ。Bが苦手だったやつだ。よく覚えてたね。」
私「今日を楽しみにしてたからね☺️」
Bさん「ありがとう。」
それからしばらくして、学力は戻ったものの、学校へは行けなかった。
3年になる頃
Bさん「学校に行こうと思うんだ。Bは変われるかな。」
私「そっか。今の自分でいいんじゃない?少なくとも私は味方だよ。」
Bさん「うん
」
1週間後
私「登校して、どうだった?」
Bさん「友だちがこえをかけてくれて、気持ちが楽になった。でも、勉強は面白くなかった。」
私「よかったねぇ。勉強はどうして?」
Bさん「だって教科書の問題だけだもん。」
私「塾でも一緒でしょ?」
Bさん「先生が、Bのためだけに見つけたり考えたりしてくれたものもあるでしょ。」
私は衝撃でした。当たり前のことですが、Bにかぎらず、生徒は見てもらいたかったんだと気づきました。
Bさんも卒業しました。
私「おめでとう。」
Bさん「ありがとうございました。Bね、カウンセラーになろうと思う。」
私「いいね。Bなら、きっと心の痛みがわかるカウンセラーになれるよ。」
Bさん「先生みたいに、覚えててくれる人になりたい。ひとりぼっちな人なんていないよって伝えたい。」
後日談
???「今日からお世話になります。よろしくお願いいたします。」
私「えっ!?Bさん」
Bさん「はい。お久しぶりです。ちゃんと夢に向かって進んでます。ようやくスタート地点に立てました。先生はよく、『何になるかではなく、何をしたいかをゴールにしなさい』って話してくれましたよね。まだまだ、進みますよ。」
私「そうだね。今もそう思ってるよ。これからは、仲間としてよろしくお願いいたします。」
今、スクールカウンセラーとして、コロナ禍で不安を抱えたりしている子どもの心のケアに奮闘してくれています。
頼りにしています。