殺し屋1(いち) | たっくんぽっぷの小さな家

殺し屋1(いち)

ちょっと久々に、昔の漫画ネタでもしようと思うたっくです。おはようございます。
さてネタにしておいてなんですが、この漫画は好みが分かれると思います。理由は「変態」だし「殺しネタ」だし、何より「救いがない」からです。
ちなみにこの作品は短編で、いじめられっ子である男子高校生が、確かキックボクシングを習い、いじめっ子を見返すという同じ作者の作品を長編に描き直した物だったと思いますが…
長編は別物になってます(^-^;
内容は元々いじめられっ子だった男が空手を習い、蹴りだけを異常に得意にした奴が、ある男に利用されて、新宿(?)にある入居者がほぼヤクザのヤクザマンションでヤクザを殺していく話です(゚O゚;)
私はこの作品を読んだ時、かなりの衝撃を受けました。決して心地よいわけではなく、むしろ気色悪いんですが、ただ、「変態」達の世界を淡々と、正義も悪もなく描いている姿勢に衝撃を受けたんだと思います。
途中恋人の愛や親子愛など描かれながらも、圧倒的暴力と死に全てが壊されていく…その後には何も残らない…
作者の思考が特殊なのかもしれませんが、私は不思議な衝撃を受けた作品でした。
ただ本気で後味は悪いので、読んでみる時は覚悟して読んでください(^-^;