連日の胸全体に広がった炎症の痛み、背中の痛みに耐えながらの昨日は治療日でした。


ドセタキセル+ハーセプチン4回目に、先月ついに術前のHER2陽性患者にも保険適用になったパージェタをプラスしての投与でした。


連日の痛み、寝不足でなかなかグッタリではあったけど、順調に投与している途中で突然の胸&背中の激痛。看護師さん呼んで座薬を差してもらうも効かず、持っていたソセゴンを飲み、待機していた旦那をケモ室に呼び背中をマッサージしてもらう事1時間。ようやく痛みが治りました。


そんな様子を見ている看護師さんや主治医より新たな痛み止めの提案をもらいました。


オキシコンチン。


医療用麻薬です。


ついにかー。とこの時は思いました。


なんかね、響きがね。医療用とはいえ麻薬っていう響きがね…。


ばーちゃんが大腸癌で最後、モルヒネで苦しみながら亡くなった姿を思い出しちゃって、結構抵抗がありました。


でも、飲んでよかった。やっぱりソセゴンだけじゃ効かないし。
それでも昨夜はオキシコンチン飲んでも途中で効果が切れて激痛で寝れなくて病院に電話して、薬を増やしていいか指示をもらいました。


今朝も主治医からわざわざ電話があって複数ある痛み止めの使い方と量を増やしていいという指示を貰えて安心しました。


医療用麻薬には抵抗があったけど、痛みによるQOLの低下には勝てないし、服用してみると痛みは取れるし、特に大きな副作用もなく痛みと戦う必要はないんだと心のゆとりができました。複数の痛み止めを駆使して上手く痛みをコントロールして、我慢するよりも快適な生活を手に入れたいなー。


しかもガンで痛みがあるといよいよかとか良くないことばっかり思っちゃうから痛みが取れるのはだいぶ違う。


てか、そもそも抗がん剤を受け入れている時点で医療用麻薬に抵抗を示すのも変な話か。
気楽に考えよ。



まだまだ長い闘病生活。


パージェタには期待しているよ。
頼むよ。


一歩一歩でいいから良くなってくれ。


では。