何故髪は傷むのか?
髪の毛には肌のように自己再生能力というものがありません。
衣類などと同じような繊維と考えてもらって構いません。
着れば着るほど傷みが出てくるのと同じで髪も毎日使われていると思ってください。
1.髪に付けている物で傷んでいる
髪が傷む原因はヘアカラーを始めパーマ液やシャンプー、トリートメントに至るまで
髪につけているもの全般で傷んでいます。
髪を良くしようとした結果傷んでしまっている方も多く見受けられます。
本当に髪が綺麗になるメニューや商品を使っていたら今頃髪は綺麗になっているのです。
なっていないようでしたら一度全て辞めてみて見直してみてください。
2.紫外線やドライヤーの熱で髪が傷む
通常髪は紫外線から頭皮を守ってくれる役割をしていますが、傷んできた髪にはその機能をはたしてくれません。
それどころか紫外線で髪が傷みやすくなってしまいます。
海やプールに行って塩素や塩分が付いた状態の髪で紫外線を浴びてしまうと余計にバサバサになってしまします。
学生時代、運動部で髪を染めていないのに茶色になった経験がある方もいると思います。
汗が塩分を含んでいますので強い日差しと汗で髪が傷んで茶色になったりもします。
ドライヤーの熱も水分を取りすぎると傷んでしまいますので
ドライヤーをする時は 一度コームなどで綺麗に髪をとかしムラに乾かないようにするだけでも髪の傷み方が改善されます。
3.自然乾燥によるダメージ&老化促進
シャンプーした後自然乾燥で髪の毛を乾かしたら、洗濯物で例えるら洗濯した後干さないで衣類が乾いた状態と
同じ状態になっています。硬く乾いた経験などないでしょうか?髪も同じで硬くごわごわになっていきます。
そして何よりも老化の進行を早めます。自然乾燥で水分が乾くときに頭皮の熱を奪っていきます。
結果、頭皮が冷え血行が悪くなり頭皮が硬くなってしまいます。そうなると顔がたるんできてシワが出来老け顔になっていきます。
同時に血行不良により白髪の増加にも繋がります。
4.濡れている髪をタオルでゴシゴシしない
濡れた髪の毛は乾いている時に比べて強度がとても落ちています。
タオルで毎日ゴシゴシするとそれだけで髪がボロボロになっていきます。
考えてみてください。ロングヘアーなら3~4年伸ばしていると思います。
毎日ゴシゴシしていたら毛先の方は1年365回、4年間で1460回擦られた髪になってしまいます。
普通に考えてボロボロになりますよね???
髪は肌と違って自己再生能力がありません。洋服と同じです。一度ボロボロになると
綺麗にするには容易ではありませんし完全に元通りになる事もありません。
5.美容室のシャンプーのようにゴシゴシ洗う
当店でシャンプーでゴシゴシ頭皮を擦る事はありません。
何故なら髪の毛は摩擦に弱く根元には生えたばかりの細い毛もたくさんあります。
髪を擦るのは畑の植物を踏みつけているに近い感覚なのです。
髪は植物よりは丈夫ですが毎日ゴシゴシされれば新しく生えてきている髪がドンドン傷んでいつまで立っても
髪が綺麗になりません。
カラーや縮毛矯正をした後など頭皮や髪がとてもデリケートになっていますので特に擦ってはいけません。