
奈良県奈良市西大寺芝町にある西大寺 秋篠寺の南にあります

「西大寺」の寺名は言うまでもなく、大仏で有名な「東大寺」に対するもので、奈良時代には薬師金堂、弥勒金堂、四王堂、十一面堂、東西の五重塔などが立ち並ぶ壮大な伽藍を持ち、南都七大寺の1つに数えられる大寺院であった。
平城京に都があった奈良時代、東の東大寺に対して西の西大寺と称されたほどの官寺がこの地に建立され、盛時には実に100を越える堂宇が甍を列べていたという。そのころの寺域は東西11町、南北7町、面積31町(約48ヘクタール)という広大なものだったというから驚く。

東門から入るとまず四王院が右手に現れます
現在の四王堂は延宝2年(1674)に建立された簡素な建物である。中には、重要文化財の十一面観音立像と四天王像が安置されている


本堂(重文) 宝暦2年(1752)に再建されたもの

創建当時は東西両塔が建てられていたようですが、現在の本堂前の塔跡は東塔のもの、巨大な基壇や礎石です 寺は平安時代に入って衰退し、火災や台風で多くの堂塔が失われ、現在の伽藍はすべて江戸時代以降の再建である