グラフィックアートそのものの「紅葉のゲート(もみじ参道)」は今がピーク🍁


京都府長岡京市  「光明寺」   (古都探訪 87)



光明寺(こうみょうじ)は、京都府長岡京市粟生にある寺院で、総面積約2万坪、建物数32棟を誇る西山浄土宗の総本山である。



開基は法然上人の弟子熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)で、1175年法然上人が初めて此の地で「念仏」の教えを説いたことから、「浄土門根元地」と言われる。



総門の正面から本堂に向かう表参道は、女性やお年寄りでも楽に登れるように傾斜がなだらかで、通称「女人坂」と呼ばれる。



坂道を登りきった正面に見える御影堂(みえどう)   
入母屋、総欅(ケヤキ)造りのお堂は1753年に再建されたもので、内部には法然上人御自作の「張り子の御影」が祀られている。   尚手前の石像は法然上人像。



大きな行事が催されるときには、軒に五色幕がぐるりと張り巡らされ、重厚な構えに艶やかさが備わる。



阿弥陀堂から御影堂に渡る回廊から臨む勢至堂。



伽藍をひと通りした後、玄関から鎮守社袖を通って、クライマックスの「もみじ参道」に向かう。



途中、藥医門までの石畳の紅葉は比較的密度が荒いが、進むにつれ徐々に枝先が重なっていく。



紅葉も赤、黄、オレンジとグラデーションに富む。




藥医門も潜るころには、両脇からもみじが競うようにそそり立つ。



晩秋の陽を浴び、まるで極彩色のゲートを通り抜けているようだ。





光の交差により染め色に濃淡が表れ、そのグラフィカルな色調に暫し見惚れる。


              photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ