暖簾を潜るなり「ようこそ」と優しく声を掛けられそうな癒しのお食事処。


鳥取市鹿野町今市983-44   「ちゆき庵」  【1841】



旧鳥取市街地の南西部に位置し、戦国時代末期に鹿野城主となった亀井茲矩の手により城下町として整備され、その姿を今に伝える「鹿野町」の、河内川を挟んだ西側に在る「国民宿舎 山紫苑」から続く、丘陵を駆け上がった住宅街の一角にひっそりと佇む隠れ家的お食事処です。



此処は先日ご紹介した「Cafe ブナ【1832】」に立ち寄った際偶然見つけたお店で、全くのノーマークだったこともあり、「よくぞこんなところに」と思わずつぶやいてしまったほどです。     それもそのはず営業日が土・日・月・火のみで、しかも臨休も頻繁にあるという狭き門なんですよ。



玄関を入り先ず目に留まるのが、壁面に飾ってある地域コミュの教室で作られたと思われる、押し花やフォト、絵画の数々で、それらを抜けた奥に客間がありました。



野太い梁と筋交いが印象的などこか民芸調の店内は、のんびりとした雰囲気に支配され、民宿の食堂にでも紛れ込んだような錯覚を覚えましたよ。



その向かいは小上がりの掘りごたつ式のテーブル席が設えられ、金ぴかの狸さんが「ようこそ、ようこそ」とお出迎えしてくれました。



メニュー表。
日替りにカレー、鰻と、なんだかね昔風の哀愁漂うラインナップです。



「魚フライ定食 800円」

やはりその出で立ちも「食堂」そのものなれど、しっかりとおばちゃんの愛情がこもった品々であることが分かります。



魚のフライはエビ、アジ、白身の3種で、もちろんオーダーを通した後に揚げてあり熱々で、ホッコリ心が和みます。



「鶏甘酢餡定食 800円」

穏やかな酢の刺激と鶏肉の旨味が絶妙にマッチし野菜もたっぷりと、ご飯の進むことといったら、、最高!



手作り感満載のうえ、丁寧に細やかに作られており、まるで家族のだんらんの席に座っているような感覚で嬉しくなりましたよ。     初老のご夫婦2人で仲良く営まれている事情で、それが週4日のみの営業となっているのでしょうね。   無理せず頑張ってください。  また来ます。