鳥取市民に古くから親しまれる県東部屈指の桜の名所。


鳥取市   「袋川堤」   (名所探訪)



鳥取市の中心部を流れる袋川沿いに、約2㌔にわたり連なる桜並木。    例年より遅く4月5日過ぎに見ごろを迎えた。



此の袋川が一番華やいだのは明治以降から昭和の初めまでで、それまで土手に密生していた竹藪は、日露戦争の勝利や大正天皇の御大典を記念して刈り払われ、かわりに桜が植樹され市民の憩いの場となった。
また紡績工場が市内に建てられると、燃料となる石炭や材木を運ぶ運搬船が川を往来するようになり、また行楽のための屋形船や市民の足としての蒸気船なども姿を見せた。



サクラ色に鯉のぼりの鮮やかな青、川辺の緑のコントラストが目に鮮やか。



朱色に塗られた「はふみ橋」との共演が趣のある風情を醸し出す。



その南詰袂に佇む「紫雲山 淨宗寺」



瓦葺の山門脇に掲げられている俳人「岡田機外*」の碑。

               *おやじのご先祖様です。


境内の一角には没後弟子たちにより建立された墓がひっそりと建つ。



その後支流のひとつである天神川まで遡った。



水面を覆いかぶさるように両岸に咲く桜並木は実に見事。



天神川は郊外の住宅街を流れているため、人の往来も少なく知る人ぞ知る名所といえる。



おやじは幼年を此処で過ごしたため、人一倍此の桜並木に愛着を覚える。


               photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ