蕎麦の新たな世界を切り開いた創造力豊かなガレットの名店。

京都市下京区烏丸通西入ル鍵屋町327-2   《休業中》
        「SOBA Café さらざん」    【1669】



地下鉄「五条駅」を下車し出入口⑥から烏丸通に出て下り、直ぐの鍵谷町通を右に折れ、その約70㍍先右手に佇む、厨子二階の京町家が目印のソバカフェです。



直線的な焦げ茶色の梁や柱が筋交う店内は和モダンテイストに溢れ、間違いなく女子なら歓喜すること請け合いです。



奥のスペースには明り取りの窓から柔らかな日差しが差し込み、壁と柱のコントラストや、調度品の色合いが鮮やかに浮き上がり、独特の雰囲気を醸し出すことに成功しています。



その傍らには古びたオルガンが配置され、雰囲気の纒を引き受けているかのような、存在感を感じましたよ。



一番奥から玄関方向を振り向くと、外気とはかけ離れた趣きが、店内を覆っていることがよく分かります。



カウンター席上の黒板には、ワールドワイドで食される蕎麦について、イラスト入りで分かりやすく解説されています。



メニュー表①
ガレットとスイーツ、脇を固めるサラダやドリンクについての拘りが、冒頭を飾ります。



メニュー表②
メインのガレットは先ずコースを決めてから、次にスタイルと味をチョイスします。



メニュー表③
きまぐれガレット(日替り)の内容は、黒板を確認しましょう。




メニュー表④
蕎麦を通じての壮大なミッションと理念が末尾には綴られており、その信念は生半可じゃ無いことがヒシヒシと伝わってきます。



「レギュラーガレット(ドリンク付き) 1,600円」

地味で素朴な蕎麦がここまでスタイリッシュに変身するとは、蕎麦打ちのおやじもビックリです!   
脇のサラダは、京北のフレッシュな野菜をふんだんに使用し、地力に溢れコクもあり楽しめます。   また上には素揚げの蕎麦の実が振りかかり、全体にリズム感を与えておりNice!です。



「アンチョビガレット」
挽き方の違う3種類の国産蕎麦粉を使用した生地は力感に溢れ、香りも鮮明で、端はなるほど直火鉄板で焼き上げているだけにパリッとした食感が楽しめ、中心部にいくにつれもちっと感と共にアンチョビの旨味が加わり、レギュラーのガレットでは味わえないコンビネーションの秀逸さに、思わず「美味い!」を連発してしまいました。



アフターの珈琲。
バランスの取れたピュアな一服で、最後まで堪能させてくれましたよ。


若干高目の設定も拘りの深さを鑑みれば妥当な線といえ、蕎麦の新たな可能性も垣間見え、大変参考になりました。    おやじも今度挑戦してみようかな、ガレット作りに。