「知恩院七不思議」としても知られる法然を開祖とする浄土宗の総本山。


京都市東山区  「知恩院」  (古都探訪 ㊶)



宗祖・法然上人(ほうねん)が後半生を過ごした此の吉永の地に、草庵を結んだことが始まりとされる。



国宝の三門は1621年、徳川秀忠により建立された我が国最大級の木造二重門。



現在のような壮大な伽藍が形成されたのは、徳川家康から三代将軍家光の加護によるもの。   総じて京都の寺社仏閣は、徳川時代初期により外護されたものである。



経蔵(重文・写真左)と納骨堂。
経蔵は三門と同じ1621年に建てられたもので、その建築様式は、唐様と和様を取り入れた型にはまらないもの。



大鐘楼(重文)
高さ3.3㍍、直径2.8㍍、重さ約70トンを誇る釣鐘は、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大鐘として知られている。



勢至堂・法然上人御廟参道の勾配のきつい石段。



廟堂。
法然上人のご遺骨をご奉安する堂で、方三間の宝形造本瓦葺が特徴的。



方丈(大方丈・小方丈)の内部及び方丈庭園が、1月7日から3月18日まで特別公開されている。



もちろん内部は撮影不可で、鴬張りの廊下を鳴らし、方丈庭園へと向かう。



大方丈(重文)
小方丈をふくめ1641年の建築。  洛中随一の名書院として知られる。



小方丈(写真奥・重文)
6室から成り、大方丈と同様、襖には狩野派の絵が描かれている。



江戸時代初期に小堀遠州と縁のある僧玉淵によって、作庭されたと伝えられる池泉回遊式庭園。



雪を被る樹々にも凛とした独特の風情を感じる。  因みにこの日地元鳥取市は、記録的な大雪(91㌢)に見舞われた。



東大路通に佇む新門。


現在国宝の「御影堂(大殿)」は、平成30年度末まで大修理が行われているため、その勇壮な姿を拝すことは出来なかった。


           photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ