賑わいの商店街から静かな住宅街へ。  それでも客足は途絶えない手打ち蕎麦の名店。


京都市南区上鳥羽鍋ヶ淵町8-2  
   「石臼挽き手打ちそば処 ミュラー 」   【1596】



近鉄京都線「上鳥羽口駅」を下車し府道201号線に出て、千本通まで約1.2㌔、途中京阪国道を越えひたすら西進し、通りに到達したら交差点を左に折れる。   そのまま約400㍍下り、實相寺入口路地を入った(右折)約50㍍先右手に佇む、門構えの日本家屋が目印の蕎麦専門店です。



閑静な住宅街の奥まったところに位置し、しかも看板も遠慮がちであり、偶然で訪れることは粗皆無に等しいといえますね。   尚駐車場は一筋南に2台分確保され、またお隣のお寺にも駐車可能とのことですが、事前に許可を得た方が賢明です。



塀には見覚えのあるステンレス製のプレートが、貼り付けてありました。    実は此処は、以前「竜馬通り」にあったお蕎麦屋さんが、16年6月に移転されたもので、移転前はご近所ということもあり、チョクチョク通っていた贔屓のお店だったのです。

「ミュラー」の過去ログ→http://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/20141219/archive



店の入り口には以前と同様に、麺打ち場が設えてありました。



奥に進むとハイソな雰囲気漂う、落ち着きのある空間が演出されており、また収容能力はカウンターとテーブルを合わせ、約17席とコンパクトな造りです。



厨房の向いには手入れの行き届いた日本庭園が窓越しに望め、季節の移ろいを愛でつつ、蕎麦を楽しむことができます。



お品書き①
構成もお値段も以前と全く変わりませんね。   でももう少しお安くしてほしいかな。



お品書き②
伏見を始めとした拘りの銘酒が、ズラリとラインナップされています。



「ざる(大盛り) 1,120円」

いつも通りの凛とした風格の出で立ちであり、いただく前から鼓動が高鳴ってきましたよ!



配合も1:9と変わらない更科系の細麺は、しなやかさと歯切れが秀逸で、且つ蕎麦粉本来の深みも感じ、十割と見紛う程のクオリティーがあります。



スルスルッと完食後、ざるをずらし、テーブルに水が滴り落ちていないか確認しました。  そこには一滴も落ちてなく、完璧な水切りができており、基本に忠実な仕事ぶりが見て取れました(水切りが出来てないと、蕎麦が水っぽくなります。 簡単なようで難しいです)


伏見の開店当初は技術に若干のムラがありましたが、一気に解消され、今では京都を代表する蕎麦の名店となりました。   ホント何時伺っても進化の跡が見え、驚きと感動を与えてくれますよ。   
ご馳走様、また来ます。