ご夫婦の優しさ溢れる家庭料理をいただくと心がホッと癒されます。


京都市中京区丸太町通高倉西入坂本町701  
「家庭料理の店  壹家人(イージアレン)」   【1586】



地下鉄烏丸線「丸太町駅」を下車し、出入口③から丸太町通に出て鴨川方向へ約300㍍東進した、高倉通角の手前右手に佇む、看板建築の京町家が目印の和食レストランです。



ちょうど道路を隔てた向こうには、「京都御所」の鎮守の森が鬱蒼と広がり、車の往来が激しい喧噪の通りを、穏やかなその風情で緩和しています。



一風変わった店名は中国語で「家族」を意味し、家族のためにつくるのと同様に、身体にやさしい料理を提供するというコンセプトで、名付けられたそうです。



京町家の面影を極力残しつつも、現代風にアレンジされた店内は独特の雰囲気を放ち、まるでそこだけ遮蔽された、異次元のようでもありました。



店内中央に鎮座するおくどさん(竃)。   その重厚な趣きに、時の流れの深さを感じずにはいられません。



尚店内の構成は、厨房に向いたカウンター席と、テーブル席を合わせ、約14名の収容能力とコンパクトな造りです。



メニュー表。
ランチメニューはメインを、3種類の中から1つチョイスするシステムです。   また夜にはコース料理や、お酒のアテになるアラカルトが用意されています。



「お昼のセットメニュー 980円」

先ずは艶々の、お代わり一繕可能なご飯と、具沢山の味噌汁、そして先付けの一皿が運ばれてきました。   もちろんご飯はお代わりをして、添えてあるちりめん山椒をふりかけ、いただきましたよ!  うんまい!!



鶏サラダに切り干し大根、ポテサラ。
メリハリの効いた味わいながら調味はそれ程前に出ず、食材の持つ旨味を引き立たせる工夫がなされており、これぞ正しくホンマモンの「おばんざい」ですよ!



メインの、サバと豆腐とわかめの味噌みぞれ煮。
コチラは逆に出汁と味噌の塩梅を際で抑え、全体を薄味で纏めてあり、且つ中心となるサバの旨味も回りと融合し、一つの「個体」として極上の逸品に仕上がっています。  見事!


一見素朴な出で立ちなれど、しっかりとした技術とお客をもてなそうとする優しさに溢れ、いただいた後、心と身体がリラックスするのを覚えましたよ。   ご馳走様、次回は夜お邪魔することにします。