県東部では貴重な天然鮎と関西風蒲焼を堪能できる名店。


鳥取市河原町河原24  「天然鮎料理 菊乃家」 【1560】



鳥取市街地中心部より、一級河川の「千代川」に沿って「県道32号線」を河原町方面へと南下し、ちょうど「河原城」の塔上入口にあたる「谷一木交差点」を反対方向に折れた、赤い欄干の向こうに佇む川魚料理専門店です。



豊かな大自然の真っ只中に在りながら、鮎や川ガニ(もちろん鰻も)をいただける専門店は、県東部でもほんの数店しかありません。



玄関から大井出川に架かる渡り廊下を通り、個室へと案内されました。   尚創業は大正2年で、その歴史の積み重ねが、此の渡り廊下の「今」を物語っています(現在の規制では、川に架かる新規の建築物は、認められません)



個室は全部で3部屋あり、その内の一つ、青の壁が印象的な「月の間」に通されました。



コチラは主に法事や忘新年会に利用される宴会場で、約35名の収容能力を誇ります。



お品書き①
此処のイチオシは言わずもがなの「鮎料理」で、フルコースから単品まで、豊富なバリエーションが揃っています。   もちろん旬のものですので、夏季シーズン限定ですよ(要予約)



お品書き②
通年でいただける「鰻料理」は、鮎と共に双璧となる看板メニューです。   他にもモクズガニ(10月)や会席、鍋もあります。



「うな重 2,600円」

先ずは骨せんべいで、コリコリとした食感が楽しめ、この後の真打の出番を静かに待ちます。



うな重に、肝吸い、漬物、そしてデザートと、老舗店らしいしっかりとした所作であり、いただく前からワクワクして来ますよ!



鰻は蒸す工程を省いた「関西風地焼き」で、香ばしい皮のパリッとした食感と、ホロリと解け旨味がジンワリと舌に残る身とのコントラストが実に秀逸で、一気にガツガツと行ってしまいました!  旨い!



「ひつまぶし 2,900円」

鰻の美味さを、余すことなく引き出すひつまぶしは、おひつの中で四等分し、先ずはそのままに、次にネギ、ゴマ、ワサビ等の薬味を入れ、更にはお茶漬けで楽しんだ後、フィニッシュは一番のお気に入りでいただく贅沢な一品です。



鰻と秘伝のタレ、そしてご飯の三位一体感が絶妙で、うな重とはまた違った趣が味わえます。



一番のお気に入りの「お茶漬け」
鰻の旨味とタレがお茶に沁みて、その塩梅の良いサラリとした味わいが、濃厚なうな重やひつまぶしとは違う「新境地」を切り開いており、これなら何杯でもイケますよ!



流石に老舗店の巧みと技が随所に垣間見え、約1時間の滞在時間でしたが心落ち着き、ゆったりと堪能することができました。   
また季節の節目には伺いたいと思います。   ご馳走様。