京町家とエスニックのドッキング。  一見ミスマッチに思えますが、なかなかどうして落ち着きますよ。


京都市左京区新丸太町41  「アジアンキッチン ロータス」 
  【1555】



京阪「三条駅」を下車し、出入口⑪より川端通に出て約400㍍上り、仁王門通を右に折れ、その約80㍍先右手に見える、総二階の京町家が目印のアジアンカフェです。



1階庇部分にはインドネシアやバリ島をイメージさせる藁葺きが設えられ、閑静な住宅街の中にあって、チョット異彩を放っています。




昭和初期の面影を残しつつ、アジアンテイストを効果的にブレンドしてあり、独特の雰囲気を楽しむことができます。



許可を得て2階も、見学させていただきました。
これぞ京町家特有の、一人がやっと上れる幅の急こう配の階段で、足を踏み外さないよう気をつけながら上がります。




2階は総板張りとなっており、また1階とは違った趣を感じます。



ポッカリと空いた明り取りのような穴。  何のために設けられたのでしょうか?



メニュー表①
カオマンガイ、ナシゴレン等、多国籍な定食がラインナップされています。



メニュー表②
余り見掛けることの無い、「汁なしタイラーメン」なんてものもありますよ。



「カオマンガイ定食 1,100円」

庶民派タイ料理の代表格といえるカオマンガイをメインに、サラダと小鉢、スープが付き、その出で立ちは、本場屋台のそれを髣髴させます。



チキンスープで炊いたジャスミンライス(タイ米)は、サッパリとした薄味で、上にのるムネ肉とモモ肉の厚切りに、添えてある生姜味噌ダレをかけていただくと、エスニックなピリ辛とコクが加わり、そのダイナミックな変化がクセになります。   また脇のレバーもピュアな味わいで、お代わりが欲しくなるほどでした(パクチーはお好みです)



チキン本来の旨味が抽出された、シンプルなスープで、スッと胃腸に沁みわたります。



店の斜め向かいに座する「頂妙寺(ちょうみょうじ)」
1473年(文明5年)日祝によって開山されたが、織田信長や豊臣秀吉により度々移転を繰り返し、1673年にようやく現在の地に留まった。

此の頂妙寺が面する「仁王門通」沿いには、ロータスを始めとする個性的なお店が数多くありますので、追々に紹介することとします。