今日はいよいよ検診の日。 生まれて初めて胃カメラを飲む。

8時、病院に着くなり顔見知りの若い看護婦さんに
「ひょっとして、寝起き?」
あつ、頭がぼさぼさ。 朝から緊張して整えるのを忘れていた、、。

とりあえず、基本検診から進んでいく。 心電図、採血、体重、身長、、アレッ?
身長・180.5cm。 そんなバカな。 180cmのはず。
でも確かに180.5cmを指している。 この年で伸びた??
「良かったですね~。」と看護婦は真顔で言う。
「大きい人は怖いですけど、下ちゃんは人間味があっていいですよ。」と慰められる。

いよいよ、胃カメラだ。
始めにゼリー状の麻酔を鼻から入れていく。
「この器械新しく導入して、今日始めて使うんですよ。 下ちゃんが第1号です。」と先生はニコニコ。 「とっても高かったんだから。」
えーつ。 大丈夫??

鼻の奥、ちょうどのどのあたりの感覚がなくなってきた。
「始めます。」の合図と共に、黒いチューブが鼻からゆっくりと入っていく。

物が入っていく感覚はほとんどない。 のどのあたりで、タンが絡んだような感覚があるぐらいでほとんど感じない。 始めは目をつぶっていたが、思ったより楽だったので目を開け、画面に写る自分の内面を見る。
「スムーズに入ってます。 今回初めてとは思えないぐらいスムーズです。」
看護婦さんは緊張をほぐすため、背中をさすってくれている。

胃壁を丹念に調べる、十二指腸の入口から奥の方、胃の入口上の部分まで、時間にして約5分ぐらい。 全く苦しくない、胃に大量の空気を入れるため、ゲップが出そうになるくらいだ。

最後は食道も調べ何事も無く終了。 案ずるより生むがやすしでした。

全ての検診が終わり、先生と一緒に写真を見る。
「きれいな胃壁です。 全く問題ない。 潰瘍やストレスの跡も全く見られない。若々しい胃ですね。」
喜んでいいのか、まぁ、何も無くて一安心と言う所かなぁ、、。


家に帰り妻に話す。
「40代のサラリーマンが言われるコメントではないね。 よっぽど図太いんでしょう。」
「悪いのは、言葉と根性だけって言うのがこれで分かったわ。」