長女の部活引退の発表会に向かうため
夫と駅で待ち合わせをしました
私は電車で向かう道中、不倫相手を諭して会社を辞めさせなかった夫を許せなかった
次女を入れての話し合いの時に
もう〇〇さんは会社を辞めるって言ってるしパパは綺麗に清算して家族の元に
うんちゃらかんちゃら言ってたくせに…
また家族を騙して裏で続けようと思ってるんだと分かったから本当に憎たらしかった
こんな事ばかり考えていたので当然夫に会っても冷たい態度だったし口もききたくなかった
夫は敏感な人だから私の様子がおかしいのはすぐに気がついたと思います
娘の発表内容についてほんの少しだけ会話しましたがほぼお互い無言でした
会場に着いて笑顔で駆け寄ってきた娘は私達夫婦の顔をちらっと見るなりいっしで顔が歪み涙を浮かべ悲しい表情になってしまったのです
震える声で
「来てくれて…ありがとう」
そう一言だけ言うとチームのみんなのところへ涙を拭きながら走っていきました
あの日の娘の姿今思いだすだけでも胸が痛み、娘の大切な青春時代をどろどろの汚い思い出にしてしまった事申し訳ないではすまされない、情けない両親で本当にごめんなさいという気持ちでいっぱいです
チームのキャプテンとして最後まで笑顔で発表会を盛り上げていましたが心は家族のゴタゴタで疲れきっていて心はズタズタに傷ついてもう心の中は限界だったと思います
発表会終了後、「もうママとパパは離婚するんだなって分かった。
こんな仮面家族、一緒に暮らす意味ある?本当に嫌だ。
もう私はママ達が別れたってどうでもいい、でももう巻き込まないで‼︎」
このようなニュアンスで言われたと思います
確かに次女と話し合いしたわずか1週間で、彼女を会社に引き止めるような夫とはもう再構築なんて無理かもしれない。
家族に気持ちが向いていない以上私がいくら頑張っても仮面家族を続けていくだけ、離婚という選択肢が一番家族それぞれが幸せになれるのかな…
そんな風に考えていた今日、娘に私の心の中を読まれた気がしていました
発表会後元々夕食を外で3人で食べようと決めていたので娘とこういうやり取りはありましたが娘が後から合流する形で私と夫が先にお店に着き待っていました
すると夫が固い表情で
「長女が来る前にママに話しておきたい事があるんだ」
そう言い水をひと口飲み静かに話し始めたのです