悪性葉状腫瘍のため右乳房全摘してから、もうすぐ8ヶ月。
先日、人間ドックで超音波、胸部レントゲンしましたが異常はなく、今のところ再発、転移もなさそう(たぶん)
泣いたり落ち込んだり、悪夢を見たりすることもすっかりなくなり、すっかり前向きに過ごしています。
しかし、今日
だいたひかるさんと私は病気は違うものの、久しぶりに怖くなりました。
葉状腫瘍も悪性の場合、全摘しても再発する可能性があります。
そして何より恐ろしいのは遠隔転移。
思い出したかのように、またネットで
悪性葉状腫瘍について調べたり
ブログを検索してみたり…
こーゆーことをやりだすと、私にとってはメンタルがマイナス方向へと傾くので良くないのですが…
そして何より
私がブログを書き始めた時よりも、「#悪性葉状腫瘍」でヒットするブログが増えていることに驚きました。
葉状腫瘍自体がまれな病気であるのに、
しかも悪性なんてさらにまれなのに
こんなにも患者さんがいるんだな、と。
いくつかのブログを拝見しましたが、中には転移してしまった方も何人かいらっしゃり…
悪性でも、転移するパターンは少ないと思っていましたが、ブログの世界ではけっこうな割合で見受けられて
私も他人事ではないんだ、と。
ネガティブな未来は考えたくないけれど
後悔のないように、もっと一日一日を大切に、愛を持って生きなきゃ、と。
特に家族、特に娘に対して。
娘はいわゆる魔の2歳児。
それはそれは大変で、特に仕事で疲れている時に泣かれるとついイライラしてしまうことも多々あり
感情的に怒ってしまったり、冷たくあしらったりと娘に優しくできない日もありました。
悪性葉状腫瘍だと分かった直後には、死ということを意識して、娘に全力で愛情を注ぎ、娘にも主人にも優しく接することができていました。
しかし幸い、再発もまだなく、
次第に危機感が薄れ、最近では
自分勝手な理由でイライラしている自分になっていました。
あした何が起こるかわからない毎日だから、娘のことをもっといっぱいいっぱい愛してあげよう、抱きしめてあげよう、人に優しくしよう
私には、イライラしてる時間がもったいない
そう思いました。
娘の描いた絵です。
今日は久しぶりに、娘のことが愛おしくて愛おしくて泣きました。