別室に通された私の元へ、さらに別のカウンセリング担当の看護師さんが来てくれて
また違う部屋へ。

その部屋のパソコンには私の電子カルテが開かれていました。

「乳首が残っていると再発するリスクが高まるという話を耳にし、不安になり、セカンドオピニオンを検討したいとのこと。今月中に相談のため来院予定。主治医には報告済み。」

との記載が。

ちゃんと看護師さんは先生に伝えてくれてたにもかかわらず、あの対応…
ま、患者さんも多いだろうし、忙しくていちいち覚えてられないのでしょうが、悲しいです。


少し落ち着きを取り戻しDASH!
カウンセリングの看護師さんに、今までの経緯を洗いざらいお話しさせていただきました。



手術の説明の際、マージンについて質問してもちゃんと答えをもらえなかったこと。

シコリが大きくなってきている、と訴えても大丈夫、問題ない、手術は急ぐ必要ない、とまったく相手にされなかったこと。

手術前日になって突然全摘すると言い出したこと。

結果、悪性だったこと。

病理の結果も詳しい説明がなかったこと。

悪性の場合、20%とか30%が再発したり転移し、転移した場合は治療法はなく2年くらいの命であること。

その不安から夜も眠れず、転移する悪夢を何度も見ること。

命に関わるような結果、かなり稀な結果であったのに、主治医が20代で経験や知識に疑問があること。

乳腺専門医の先生に一度も診てもらえなかったこと。

乳がんプラザで田澤先生からいただいた意見のこと。

残っている乳輪や乳頭から再発しないかという不安があること。

セカンドオピニオンを希望したが、できればこの病院で追加手術をし、この先もお世話になろうと思っていたこと。

だけど、今日の対応で、転院したいという気持ちが強まったこと。



そして、まだ子供が幼いこと。




子供の話になると、いったんは落ち着いた涙が、また滝のように流れ出て…あせる
泣きすぎて頭痛があせる


化粧はグチャグチャ、目も腫れ上がってかなりグロテスクだったと思いますが、
看護師さんはとっても親身に、優しく聞いてくださって…

患者のこんな愚痴も聞かなきゃいけないなんて、看護師さんって本当に大変なお仕事だよなぁ、と冷静に思ってみたり汗
忙しいのに、こんなことに時間を割いてもらって、とても申し訳ない気持ちにもなり汗


看「T先生がこの後もう一度お会いしましょうか、と言っていますが、とりあえず今日はお断りしましたからね!

いつのまにか、私がこんな状態であることがT先生にも伝わっていたようで汗

看「話を聞いて…私だったら今までの対応を先生に謝ってもらいたいなって思うんですけど、どうですか? 先生に謝罪してもらいたいとか、そういうお気持ちありますか?」

私「謝罪とかは特に求めてないです…正直、もうお会いしたくないかな…」


看「そうですか。そこまでのお気持ちなら…主治医との関係を考えると、転院された方がいいかもしれません」

私「私もそう思います…なるべく葉状腫瘍の症例が多くて乳腺の認定医や専門医がたくさんいる病院に変わることにします」



と、こんなワケで本日、
転院を決意するに至りました。



看護師さんが

「シコリが大きくなってくる不安から始まり、ずっと眠れないほどに不安でツライ日々を過ごさせてしまったこと、病院側も気がついてあげることができずに、本当に申し訳なかったです。もっと早く気がついていれば、早い時点で主治医を変えたり他に良い方法があったかもしれないのに、本当に申し訳ない」

と、「申し訳ない」を何度も連呼されていて…

私が強くモノを言えず、不平不満をため込んでいたことも原因であるし、
なんだか、こちらこそ看護師さんに申し訳なくてしょぼん 


看「今日聞いたお話は、すべて外科部長に報告させていただきます」


これで、もしかしてT先生は外科部長に怒られるんだろうか?
逆恨みされたらどうしよう叫び


なんて不安になったりあせる


私も感情的になって言いすぎたな…
T先生の言い分も聞かずに、一方的に私だけが話をしてしまって、なんだか悪いことしたな…


という気持ちになってきたりあせる


しかも、セカンドオピニオンと転院はまた別の手続きが必要で、転院には転院の紹介状をT先生に書いてもらわなければならないとのこと。

私「あの、またT先生の診察を受けなければならないんでしょうか…」

看「大丈夫です、私からお話しておきます、T先生に会わなくても大丈夫ですから安心してくださいね」


と、お気遣いいただいて…
感謝、感謝しかありません。

私って
なんて迷惑で面倒臭い患者なんだろうあせる


そして、ここまで拒絶されるT先生…
ゴメンナサイ汗



旦那さんに、今日あったことを話したら
「1人でツライ思いをさせてごめん、俺も一緒についていけば良かったな、次は一緒にいくよ」
と言ってくれました。
素直に嬉しかったな

私は、旦那さんの前ではあまり弱音を吐かないタイプなので、病院で号泣したなんて聞いてビックリしていたと思いますあせる



ちなみに
セカンドオピニオンと転院先は、今のところ、地元のがんセンターを希望しています。関係ないかもしれませんが、肉腫センター?もあるみたいだし。

ただ、少し遠くなるので、高齢で車を運転しない両親にとっては不便になります。。。
今の病院は実家から10分のところにあるので、私が入院しても、「タオル持ってきて〜」の電話一本で両親がすぐ来てくれたんです。

新しい病院は、電車、地下鉄、バスを乗り継いで1時間半くらいかかりそう。
(入院、なんてことにならないことを祈るのみ!!)


あと、転院するならセカンドオピニオンなんて必要ないんじゃないの?って思いましたが

セカンドオピニオン外来の先生が乳がんの名医として有名な方らしく、
話してみたいな、と思ったので
お金はもったいないですが(最初の30分 17000円くらいしますえーん
そのままセカンドオピニオンも申し込むことにしました。


しかし、後から調べたらその先生、評判がよろしくなく、ちょっと心配ですドクロ
あと、逆に、今よりもショックなことを言われたら…という不安も汗


まだまだ不安は消えませんね…




いろいろ長々と書きましたが


1つ言えるのは、
今までいろんな検査をしていただき、手術、入院でお世話になったこの病院には、とても感謝していて。
病院そのものは嫌いじゃないんです。


でも、ただただ、



私とT先生の相性が悪かった




そういうことなんだと思いますDASH!