納得しないまま息子が部屋を出た後
入れ替わりで来たのは2人の先生。
私は少し待たされた格好になりましたが
その間息子と話をしていたそうです。
つまり2人の先生は
私と息子が話している間
ずっと待機してくださっていて
話が終わってすぐに
息子とじっくり面談した上で
私のところに来てくれた訳です。
いつ終わるか分からない話を
終わるまで待っていてくれた。
とことん私たち親子のために
時間を作ってくれた。
そういうこと自体が
全く初めての経験で
ありがたいやら驚くやらで
安心したのを覚えています。
息子さんのために
精一杯努力します
この言葉を何度聞いてきたか。
そして何度失望してきたか。
しかし今回聞かされたこの言葉は
同じ言葉でありながらも
今までと全く違う印象を受けました。
これまで聞いてきた息子のためというのは
あくまでも組織の中の枠から
外れることのない無難な対応。
もし提案が出てきたとしてもそれは
エビデンスに沿ったデータを基にした
大勢の不登校生徒に対するものであり
息子個人に対するものでは
なかったように感じます。
どんなにいい先生がいても
枠からはみ出すことは難しく
もどかしい思いを抱えて
日々を過ごしている人がいるのも
ちゃんとわかっていますが
それとこれとは話が別で
私は息子自身を見てほしかった…。
不登校の子というくくりの中の
これは同じ悩みを持つお母さんの
共通の希望ではないでしょうか?
それが今のこの学校では
叶ったと思いました。
出てくる言葉の一つ一つが
提案、意見の一つ一つが
息子中心に考え練られたもので
多くの生徒を見てきた先生自身の
豊富な経験から出てきているものが
生かされていると気づけたからです。
息子が良い方向に進むために
大人たちが真剣に話し合うという
一見当たり前のことが
やっとできるようになった安心感。
事細かに聞かせてもらえる
学内での息子の様子。
そして今回の事件で
息子が見せた心の揺れや
どう解決を図ろうとし
どういう答えを出したのか。
「見ていなかったので分かりません」
などという言葉は一切聞かされず
先生は細部を把握してくれていました。
そしてそれを私に伝えてくれました。
おかげで知りたいことは遠慮なく
なんでも聞くことができましたし
私からの質問に対しては
丁寧に答えてもらえました。
意見の相違はその場で
ちゃんと解決することもでき
心のしこりを残す事もありませんでした。
息子さんの様子によっては
今後、もっと踏み込んだ話を
お伺いするかもしれません。
家庭内のことをお話しするのは
抵抗も大きいでしょうが
その時はご協力いただけますか?
という先生の問いかけに
なんでもお話しします
と嘘なく即答した私でした。
結局、息子は家に帰さず
春休みまでは学校に置く。
時間をおいて冷静な判断を導く。
そう結論が出たところで
先生は息子と話に行きました。
30分ほどたったでしょうか、
息子が再度姿を見せに来ました。
今度は先生と一緒でした。
帰らないことにした。
その代わり、こっちで勉強する。
知識を身に着けておくからね。
笑いを浮かべながら
報告するその目は真っ赤でした。
泣いたばかりの顔もパンパンでした。
けれど自分で決めたこと。
もう帰りたいとは言わず
私を送り出してくれました。
今まで学校というものに
不信感を持ってしまっていた私は
今度は学校に助けられるという
体験をしたのでした。
↑桜の前に咲いてくれるあんずの花。上手にタイミングをずらして皆の目を楽しませてくれます。息子もタイミングを合わせて行動することで物事がうまく働くと感じました。
この日かかった時間は4時間。その間2人の先生がつきっきりで対応して下さったという事実。そのことだけでも凄いことだと思います。その上、提供してくれた部屋は先生の個室でした。じっくり話ができるようにという配慮からだという事もよく伝わってきました。学習はもとより生活全般を見てくださり先生自身の勉強や研究もあり、忙しいのがよくわかる中でのこの対応には感謝以外ありません。もらった作文http://ameblo.jp/0505115/entry-12126080096.htmlは本当に嬉しいサプライズでした。
今回もお立ち寄り頂き、最後まで読んでくださってありがとうございます![]()
のぶ子
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