今日は眠気に襲われています
4クール目、2回目投与のゲムシタビン+ドセタキセルから1週間が過ぎてます。
ケア帽子を脱ぎ捨て、ハゲ頭で横になっていると、いつの間にか寝ていて、考えていたことが夢になって、夢が考えていたこととすり替わって…変
昨日は車で息子を駅まで送ったあと、一人で買い物して、お金をおろして、何か忘れていないか心配で何度も振り返って確認してました
運転も…
でも息子を車で送るなんて。当たり前のことがまたできたのは、抗がん剤と痛み止めのコントロールのおかげ
重粒子線の治療を、別方面の偉い先生から勉強してみてと言われました。
そういわれても…
平滑筋肉腫は放射線ダメと聞いたし、複数の転移にダメじゃないかなあと思いながらも、ちょっとかじってみると、いろいろ期待させられてしまう。
次回、先生に言ってはみるけど、適応外だよと言われてガックリするのがつらい、こわい
15年以上も経過観察してきた子宮筋腫が、あっという間に子宮肉腫として姿を現した昨年のいまごろ。
術後、1か月ほどかかって出てきた病理結果では、高異型度子宮内膜間質肉腫、ステージ1bと診断されました
そのとき、まだ免疫染色が終わっていないけれど、とは聞いていたのですが、その後、子宮平滑筋肉腫に変更されました。
病理診断は、手術で得られた臓器など体の組織を、一部保存、ごく薄く切り出してガラス板に貼り付けて、独特の色に染め分けて細胞の形を見やすくすることから始まります。
その前に、生のお肉みたいな組織は、そのままだと腐って崩れてしまうので、出来るだけ生きたままに近い姿で薄切りしてガラス板に貼り付けられるよう、腐らないように、細胞の形が壊れないように、薬に漬け込んでいきます。
生のまま切って観察して、手術の進行を決めることもありますが、生きた姿に近い状態にして保存した組織は、最後に専用の液体に包んで凍らせたり、パラフィンに埋め込んで、標本になります。なので、医師が診るまで、準備だけでも時間がかかるのです…
父が昨年秋に手術をしました
年末になったからなのか、病理診断結果がわかるまで、何度か延長の連絡があったそうで、悪い病気なんじゃないかとおののきながら、1か月以上待たされていたのは、気の毒でした
ヒトの正常な細胞は、平たいお皿で育てるとどんどん増えて、1層の平たいシートになり、皿の縁で止まります。がん細胞は縁で止まらず上へ、盛り上がって増えます。がん細胞は勢いよく、のしあがって増えるわけですね
私とは全然違うわ…
増えるための細胞分裂の勢いで悪性度も違う…。細胞の核がどれだけあるかを数えるなどして、比較的核が多いと判断されるのは悪性度が高いということになるから、同じステージでも、悪性度は違って、私は悪性度が高いステージ1bと言われていました。
こうやって、がん細胞のお名前と特徴がわかって、治療の方針が決められていくそうです…。
体の部位別に、いろんながんの仲間ができるので、研究者はその仲間ごとに、治療方法などを研究しているわけで。だから、病理診断はとても大切なはず…
すでに化学療法を3クールやって多発転移したあとに病名が変わるなんて、大ショックでした。手術は…薬は合っていたのか、ほかに方法がなかったのかと…
子宮肉腫だけでも、以下のように分類されているそうです。
平滑筋肉腫
未分化子宮肉腫
横紋筋肉腫
内膜間質肉腫(高異型度と低異形度)
腺肉腫
癌肉腫 → 2020年から子宮体がんに分類
下は、国立がん研究センターから今年3月に出ていた研究成果。ちょっと期待できそうな
最近、アニサキスにコートを着せて、というがんの治療のニュースがあって、見栄えがよかったけど、お腹の寄生虫だし、肉腫には当分関係ないよね…きっと。新しいがんの研究成果はやっぱり気になります。どんながんに、いつごろまでに、というところを大事にして報道してほしい。
肉腫は、手術で取り除くのが一番の治療と聞いています。術後すぐに両肺多発転移した私は、タイミングも悪く、はじめからずっと化学療法のみです。手術には憧れます。
化学療法は、術後、再発予防的に治療する目的と、状態を良くして手術をしやすくしたり、余命を延ばす目的とがあると思いますが…私は後者を目的に今の治療を受けています。
ゲムシタビン/ドセタキセルは平滑筋肉腫によく効くらしいのですが、効果の続く期間の中央値は9か月くらいとされているようでした…
私は4月から始めたから、最大に良く効いて来年2月ごろまで?? 私のどうしても頑張りたい予定にちょっと足りない… ダメならダメで良いけど、良くないっ
なにか、できることがあるならうれしい…
平滑筋肉腫は、放射線感受性が低いようだし、放射線で誘発される病巣が時間をおいて増える可能性がある、とありました
でも、勉強しなさいと言われた重粒子線治療においては、この事象を防げるようで、骨軟部肉腫にも適用範囲は広がっていました
重粒子線は、ほかの放射線治療と違って、体内への照射において、腫瘍の位置が深く、大きいほど、線量が減衰しにくく、効果を発揮しやすいとのこと。
でも、施設によっては、肺転移は3個までとか、私には、ほぼ合わない条件付きのようです
先生に聞くの、やっぱり勇気いるよ…
このブログを書いてる間、何度も寝てました。まずは次の治療のために、元気にならなきゃ。
今日は土曜日ですよね。いつもよりもさらに、曜日も混乱しています。ゴミ出しちゃいそう
良い週末をお過ごしください!
今日の欲望。
スイカを丸ごと皮むいて食べたい。
スイカ割りもしたい。
日に焼けたくないし泳げないけど海水浴もしたい。
眠い…