やっぱりお金でのトラブルでした。
父が言うには相手が掛け金をずるしたって言っていて
でも、相手はしてないと言っていたそうです。
そんなせこいことするんだと僕は思ったので・・・
僕は、その相手ってどんな人??
と、聞いてみました。
すると、とんでもない返事が返ってきたのです。
そう。
僕らが住んでいる
マンションのオーナーだったのです。
実は、そのとき僕は小さいながらも
ある1つの言葉が頭をよぎりました。
「ヒッコシ」
なんで、カタカナって思ったと思いますが
そのとき僕は、小学二年生程度だったのでまだ
漢字が分からなかったからです。
僕は、今度こそいやだった。
けど、逆らうことなんて到底できっこなかった。
結局裁判が始まり
父は、普通にまけ。
当たり前のようにマンションを出て行くことになったのです。
エピソード19:ヒッコシ