僕らが向かった先は
新しい新居でした。
その場所は、当時結構な田舎で不便な場所でした。
そして僕たちの始めての田舎生活が始まったのです。
と、思ったら
僕らが引っ越してきた後すぐに
新しいお店がたくさんできて
一年が経つと思いっきり
普通の街になってしまったのです。
正直驚きました。
だってできるのが早すぎるんですもん。
そんなこんなで僕たちは
不便なく暮らしていけることになったのですが
母は、あんまりノリ気じゃなかったみたいです。
積み重なる引越しと父の態度子供の世話で手がいっぱいだったからです。
父は、態度の割りには遊んでばっかりだし
僕たちは、小さいからうるさいしで
本当に疲れていたと思います。
それでも父は、近所の挨拶を母に任せたり
本当に最悪でした。
でも、父は一軒だけ挨拶に行ったところがあります。
それは
大家さんちです。
僕たちの家は借りやだったので
絶対挨拶に行かなきゃ行けないのです。
そして挨拶が終わったあと
父が、またどっかいこうとしていました。
聞いてみると大家の家に行くといっていました。
どうやら大家と仲が良くなったらしいです。
けど、それが命取りになるはめに
なるとは、誰も知りませんでした。
エピソード20:行き場所
