年明けの祖母の1周忌前に

正月前の
年末の日に母方の祖母の家へ


ほぼ1年ぶりに
自分の父親と母親に会った

お互い
あまりきちんと話すこともしなかった

二人共まだまだ元気そうじゃないか!と
安心はした

たくさん人が居たことで
話さないのもとくに気にならなかった

母親が突然
正月は帰ってくるの?と

わたしの口が勝手に

帰らん!と言い放った
(海の予定がしっかり決まって無かった)

自分でも驚いた笑い泣き

時間を置いて今度は帰りがけの父親が
正月は来るのか?と

‥‥分からん!

分からんじゃ困るだろぅがっ!!
↑こうやってくだらんことですぐ怒る

すると横から母親が速攻で
正月は来ないって!!と畳み掛けた


ってことで
わたしなりに父親にまで言われてちょっと迷ったけど
結局今年は自分の家に居たのに
正月に実家には帰らなかった
(車で40分くらいの距離)


わたしと子ども達

まぁいつもどんな扱いをされようと
正月に実家で出てくるごちそうを‥
カニを‥刺し身を‥寿司をピザを‥
食べ損ねたことだけ
子ども達とグチグチ言いつつも

こんな気持ちのままで

今年も帰らなかったことは
良かったと思ってる

どうせすぐ祖母の1周忌で年明けに
親戚一同集まるし‥と

元旦にどこにも行かず家に居る‥
うちにとっては何年ぶりのことだろう

赤ん坊以来かもしれない

ビール飲みながら色々考えた

わたしは早くに家を出たぶん
家族との時間を
大切にしようと思ってたんかなぁと

家を出てから
正月も親戚の集まりもなるべく行くようにしてた

内孫であるわたしのきょうだいや
いとこ達は自分の予定を優先して来てないのに
わたしだけはなんとか都合をつけて行ってた

わたしがどうしても行けないと
なぜかわたしだけはめっちゃ怒られた
ちょっと遅れただけでも怒られた

親の意向は今でもわたしには分からないけど
わたしが早くに家を出たぶん
きちんと帰ってこい!と
親なりにわたしの習慣にしようとしてたのかもしれない

知らんけど

世間の感じできいてると
実家というのは
子どもや孫は喜んで迎えられ
思いっきり甘えられて
ただダラダラできるところ

わたしの気ぃ遣い〜のせいで
そうゆう場所じゃなくなってしまったのかもしれない

親に
認められよう
褒められようと
わたしなりに
ずっと必死だったんだなぁ〜
親に嫌われたく無かったんだなぁ〜って

1人で勝手にそぅ解釈しながら
ビールが進んでしまってた


正月だからなんだ??
実家に来るのかって?
用が無くても
いかねぇよ!

ってそう意思表示をしたことで
多分色々スッキリしたんだと思った

帰るか帰らないか
帰りたいのか帰りたくないのか

それはわたしが決めるんだ!
わたしが決めていいんだ!

わたしなりにそこを
掘り下げて掘り下げて掘り下げて‥
めちゃくちゃ時間がかかったけど

いきついた

親の機嫌なんかとらんでいい!!!!と



祖母の1周忌

手を合わせながら色んなことを想った

あんなに大嫌いだった祖母を
今では一ミリも嫌な想いは無く

逆にもぅ感謝しかない
 
祖母へありがとうでいっぱいの自分が居る

でも本当いちいちうるさかったなぁ〜
うるさくて細かくてウザかったなぁ〜って
笑えてる

祖母のおかげさまが
たくさんわたしの中に育ってて

わたしの舌には祖母の味がしっかりと刻まれていて今では祖母の味をほぼ再現できる
おかげで家庭料理の達人だ

祖母がわたしにしてくれたように
自然に我が子達には身体にいいご飯を作ってる

 

最近は

ねぇおばぁちゃん‥と
心の中でおばぁちゃんに向かって色んなことを話すようになった

自分の心とおばぁちゃんとの会話

不思議と
おばぁちゃん‥おばぁちゃんと言ってると

おばぁちゃんがそばに居てくれてる気さえする

生きてた時はいつもごちゃごちゃとうるさかったおばぁちゃんがなにも言わず
ただ黙ってうんうんと
見守ってくれるおばぁちゃんを
わたしの中に感じる

祖父母が居て良かったんだと
まさかこのわたしが思う日がくるなんて

昔のわたしに教えてあげたい

祖母の写真を前に
素直になったのか

1周忌では親ときちんと話しができた

あの鉄拳パンチャーのいつも不機嫌男の父親が

わたしや子ども達がなにか言うたびに
優しく笑って嬉しそうに話してきて

ある意味こわかった

笑ってる‥
なんで笑ってやがる‥こぇえぇえええ〜

と思いつつ
父親の笑顔なんて
何年ぶりに見たんだろうと
だんだん温かい気持ちになった

「またいつでもうちに来いよ」

父親が優しくそう言ってきた

「あぁ‥」としか返事しなかったけど

元気にしててねと思った


なんだかんだ距離を取って良かった


わたしがヘコヘコと親のご機嫌をとってきたことが逆効果だったんだなぁとしみじみ


両親に対して

「まぁいっか!!」と

赦せる気持ちになるまで

毒出しし続けよう


おじぃちゃん

おばぁちゃん

いつまでもアホな孫娘を見守ってて






断捨離
断捨離!!