演奏における個性とは?
昔、音楽を仕事としてスタートできた初期の頃、お世話になっていた有名な指揮者の方から「これからは鈴木君らしいフルートの演奏ができるように目指して行くべきだ」と、言われた事があります。また、高校時代の吹奏楽部の実績のある顧問の先生からも「目をつむって聴いても、これが鈴木の演奏だとわかるような演奏を目指しなさい」と同じ時期に同じ事を言われたことがあります。
個性的な演奏ができるようになるには…?
基本の延長線?
そもそも個性的な演奏って何?
演奏することに限らず、自分の考えを曲げずに、信念を貫くのが個性に繋がると考えている人がいます。私の知り合いにもそのような人がいて「そんなことないよ〜!」を連発して、こちらの意見はほとんど聞き入れてもらえません。
自分なりの考えや信念を強く持っているのは良いと思います。しかし、人の意見を取り入れる柔軟性が無いと、独り善がりな変わり者になってしまうのではないでしょうか?
人と同調するのは「他人に媚びている」という見方もあります。しかし、人に同調してもらうことができないのに、たくさんの人と価値観を共有することはできないのではないか?、とも思います。
「人に喜んでもらうことが好きか?」とか、音楽の場合「自分には今は何が求められているのか?」を察するなど、その人の人柄や生き方ってとても大切だと思います。
…つづく。