待ちに待った二刀流ブレーキ用の純正ケーブルがアメリカから到着しました。
速攻で検品します。
グレーのカラーから判断すると古いパーツだと思われますが、アウターケーブルには未だに柔軟性があって現行品と孫色ありませんでした。
うっすらとメイドインジャパンの刻印もありました。
もちろん、インナーケーブルに腐食などはなく動きもスムーズです。
タイコは両サイド共に8㎜でした。
まずは装着前準備として、ワイヤーインジェクターを使ってインナーケーブルに給脂します。
給脂に使ったのは、メーカーのお試し企画に釣られて買ったベルハンマーという製品です。
給脂後はケーブルの動きがかなり滑らかになりました。
装着自体は中華ケーブルのときとは異なり、あっ気ないほどスムーズにセットできました。
実は中華ケーブルの装着は、すんなりとはいかなかったのです。
そのままセットすると、ケーブルの遊びが多すぎてしまったのです。ロッド側のアジャスター(矢印)だけでは調整しきれないほどの遊び量でした。
仕方なくレバー側に本来なら使わないはずのアジャスターを入れて調整していました。
そのせいで、せっかく用意していたレバーブーツが使えませんでした。
でも、純正ケーブは調整不要のジャストフィットだったので、レバーブーツもちゃんと装着出来ました。
中華ケーブルに手こずった検証を兼ねて、事前に純正ケーブルと中華製ケーブルを比べてみました。
すると、アウター側は同サイズでしたが、インナーケーブルは中華のほうが少し長かったので、これが遊び過多の原因だと思われます。
インナーケーブル長さ以外にもブーツの長さと形状が異なっています(黒が中華でグレーが純正)。
タイコも違っていましたよね~。
最後に効き具合をチェックしながらフット&ハンドのブレーキ調整をして完了です。
もちろんレバーの作動も問題ありません。
とりあえず、これにて一件落着です。
参考までに逆輸入に関するホンダの対応を調べてみました。
残念ながら、海外仕様車(逆輸入車)の部品を購入したいと思っても、ホンダの場合、購入できる部品は日本国内向けに販売したモデルに限られるようです。