職場の掲示のため、
お昼休憩に写真撮影がありました。
私、一朶は写真が嫌いです。
苦手とかではなく、
嫌いと言いきってしまう理由はなんなのか
考えながら撮影待ちの列に並んでいました。
まず、化粧が好きでないのに強要されること。
青春の名残で綺麗ではない肌に
いくらファンデーション塗ったところで美しくはなれませんし、
鏡を前に真剣に顔を作る女性陣に
あまりいい印象を抱かないです。
何故かはわかりません。
一概にというわけではなく、写真に関してですし。
顔を作る、着飾るといった素でない状態が苦手なのか。
列はどんどん短くなり、気がつけばカメラの前でした。
大きなカメラのレンズをみながら、
この、立ち姿から笑顔、視線まで整えられるのも
苦手だなぁとおもいました。
カメラの前だと構えてしまい、
自分の身体の統率がとれなくなるのか
やたらどこかに微調整がはいり
(もうちょい顔引いてーというやつです)
そこを気にすると他が崩れるというのをくりかえします。
本日も例に漏れず、、
最終、顔引いて目だけでレンズみてーと言われましたが
そんなことできるかっ!
と叫びかけた口がカチカチの微笑みを作っていました。
色々原因探したのですが、
1番の原因は
無理やり撮られた写真が残ること、
それ自体が嫌なんだと思います。
良いように作られた笑顔に、
普段隠している思いなんかが透けて見えるようで
悪いことを晒されている気分になる。
隠していることが悪いみたいに自分に訴えてくる。
写真は喋らないくせに雄弁です。
終わって部署に戻る道のりで
髪を後頭部にかき集め、
外していた髪ゴムでオールバックになるよう止めました。
無言で午後の仕事に向かうわたしを
廊下の鏡が静かに写します。