ご無沙汰しております




さて。


まずは久々の(4年ぶりくらい?)執筆なので改めまして今の現状から話そうと思います。

昨年2025年3月、5年間お世話になった高専の化学系学科を卒業しました。詳しく書くと長くなりますが、今思えば貴重な経験の1つ1つで成長できた5年間でした。高専で良かったと心の底から思っています(?)


そして現在は製薬会社にて抗体医薬品の中間体生産に携わっています。

商用生産のみならず、スケール増産体制の構築や研究所からの技術移転など、通常業務と並行して技術開発っぽいプロジェクトにも参画した(させられた)り、2年目に突入してさらに忙しくなりそうです。

上手くいかず大変なことも少々ありますが、周囲の同期や先輩方の多くは難関大修士卒や薬学部卒のエリート達で、そんな組織の中で活動できるのはなんだかんだ嬉しいし楽しいし、、

といったモチベで続いてます。。





はい。

現状紹介が長くなりましたが

今日はタイトルにある通り、同郷の同世代競歩選手たちの活躍を見て思うことを書こうと思います。


まず前提として、自分はもう引退して2年経つ者であるし選手時代の実力も大した物も残ってないために、人様の努力やその歩きに対し偉そうなことを言う資格はありません。ただあれだけの熱量をもっていた現役時代のバックグラウンドは今も健在で、知識が無駄にあるため競歩情勢の最新情報が勝手に拾われてゆくのです。。そして知り合いを陰ながら応援し続けて今に至ります。



5月上旬から地区インカレや県高校総体などがあり、ライブ配信やSNSでの映像を通じで応援させていただきました。

時系列で書きますが今日ピックアップするのは、同郷で私と切磋琢磨しあった同世代の5選手です。




まず関西インカレの男子。

他校の1個下の子が40フラットの好タイムで優勝しました。

彼は北信越5位から高3のインハイ国体の決勝までを掴み取り、大学入学後も距離を順調に伸ばして来て大舞台でも空回りせず淡々と歩けるイメージです。加えて今回のレースは完全に実力も爆発力も兼ね備わったレースだったように思います。元々骨盤周りの柔軟性に優れた歩きですが、振り出しから地面に力を伝えるまでの滑らかな足捌きと厚底シューズがよく合ってるなぁと思います。

また彼の所属する西日本トップの国立大の競歩ブロック自体が快進撃を続けてるんですよね。学生トップ集団は言わずもがな東洋、それに次ぐ大学だと今の実力はお世辞無しで言えます。恵まれた練習環境に加え彼らしい独特な感性を強みにして欲しいと思います。

今季は3年生としてのシーズンが続くので、学生競歩界に名を馳せる活躍が見れるようまた応援し続けたいですね。




続いて関東インカレの女子についてです。

同郷の1個上の先輩2名が出場しました。

そう。国内最高峰の国立大所属です。

この2人とは私が高1の冬季から高2総体シーズンまで、練習会では毎回同じグループで歩き合ってました。高専でjunと歩く時とはまた違った感覚が得られ、これらの日々を通して32分レベルだった自分はひと冬で6分縮め春に26分台で歩けるほど力を引き伸ばしてもらったとお二人には思っています。


1人の方はは最初から単独歩ながら1人2人と前方を交わしてゆき51分台フィニッシュ。高校時代から歩型は終始崩れないストライドの優れた歩きが持ち味でしたが実績的には北信越が届かなかった、そんなラインから大学でも競技継続し関カレの舞台に立って、すげぇなぁーと。一言の感情で言い表せませんが思ってます。


もう1人の方は関カレ1部の3位集団に積極果敢に食らいつき48分台でゴールし2部優勝。

ちなみに私はロードベストですら48分ですから私の全盛期のレベルを超えてる線が濃厚です。ライブ配信を見ててインターハイ入賞者らと肩を並べ合うのを見てワクワクさせてもらえました。

高2時点でロードの全国規模大会で渡り合っていたと思いますが、大学4年間、高校時代を含めて7年間コツコツ続けることでしか得られない力があり、その過程を重ねてこんな歩きが出来るようになるのかと思いました。

2人とも大学受験の最高峰を突破し、それ以降もこうして競歩と向き合う選択をしてここまで結果を出す姿は尊敬そのものです。既に大学院でも続けておりこの先の道のりはまだ続くのかと、楽しみに応援してゆきます。





続きまして北信越インカレの男子。

この大会はライブ配信も無いため現地に行けなかったのが本当に残念でしたが大変立派な20分台だと思います。動画を見させてもらいましたが、完全に先頭が見えない状態からスパートで先方を抜ける彼のラストは毎回いい味あるなぁと思います。

戦前に本人と話した時は調子も良く、余裕をもってこなす練習スタイルが確立してきたと言っていたので本当に強くなったなと思ってました。

この「余裕を持ってレース出来るレベルのタイムで歩く」のはランの世界では一般的で、駒澤大の大八木監督が著者にも走り込ませる大前提として書いておられた、良くある加減ですが、私の現役時代の経験的にウォークでやるのは相当難しいです。(セットもインターバルも閾値越え出すとほぼ全出力になりがち。)

そんな設定でも練習タイムはかなり高いレベルだったしあとは彼がどれだけレース集中して出し切るかだと思ってました。歩型だけは全く見てなかったので実は少し心配だったのですが笑

高専関係者の歴代最高は2011年に当時射水4年の方が出した21:46だと把握しています。10年以上止まっていた時計の針がここで動き出しました。

今の感じの練習スタイルであれば一般論では長い距離でも(長い距離のほうが)力はつくと思うので今季中に10000のレースをまず見てみたいですね。

新潟食農大のレベルは全国で見ても東洋、京大に次ぐ強豪ですし、今回のタイムは例年なら普通に優勝できる水準です。今回で男子の福井工大、女子の金沢学院が一旦優勝喰われた実態は北信越の大学競歩の変革を象徴しています。そこに割って入ったのは並大抵のことではないので自信とし、また秋シーズンにより一層パワーアップした姿を楽しみにしています。





最後に高校総体の男子。

自分が高専で最後に被った代の子が高3となり最後の総体に挑みました。

結果的には本人が1番悔しいと思いますが、直属の後輩が高3の総体で斬られるのは流石に胸が痛すぎるし、自分も何か力になってあげたかったです。歩型そのもの以外でも周りの選手との並走を工夫次第で変わっていたかもしれない、優勝争いは厳しくても北信越切符は手繰り寄せられたんじゃないかなとか、自分は何も尽力してないのですが思ってしまいます。自分が高専にいた頃は人海戦術で警告板の情報拾ったりしてましたが、、

私が在学中からベントニーに対しては克服に尽力いただいていたと思いますが、1年の新人戦から3大会連続ブロック大会へ通過するなど大会での実績や北信越進出状況は本人も満足していたのかなと思います。

そのなかで最後の総体に限ってロスコン、、と思うかもしれませんがこういう結末を浴びる選手はどの年もどの都道府県でも必ずいますよね。

悔しいと思いますが間違いなく言えることはこれが人生の全てでは無いということ。また再始動した時に、陸上でも勉強でもHONDAのクルマでも何でも良いのでこの経験を何かの糧にして本人を突き動かす原動力にしてほしいです。




長々書きましたが、

紹介したこの5人以外にも長野から日大に進んだ鈴木くんも関カレ9位で、自分の代の北信越トップが歩みを止めないのは嬉しいです。

見ている私は完全に引退したおじさん目線になりつつありますが、皆さんから受け取った刺激をせめて陸上以外で活力にしたいと今思いました。


今後も気になるトピックがあればまた執筆していこうかなと思いました。


ではこの辺で失礼致します。