願い事は | 水脈のブログ

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読みきかせ記録(絵本等の紹介)と、自分の心に生じた想いや、刻まれた記憶を思いつくままに綴っています。
当ブログ開設当初から好きだった東方神起やジェジュン、ユンジェに関して。そして、2021年以降は、防弾少年団(バンタン:BTS)のことに、思いを馳せることも。

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松江市の和菓子屋「彩雲堂」さんの
「願ひ菓子」と言う名の お干菓子です。

山陰、松江は、
茶の湯が盛んで、和菓子も、数多くあります。

松江に茶の湯の文化が根付いたのは、
「不昧流」の礎を築いた大名茶人、
江戸時代の松江藩第7代藩主
松平治郷(はるさと) 号:不昧(ふまい)公の
存在が大きいでしょう。

そして、それは、武家の社会だけで無く、
一般庶民にも広がり、
今も各家庭で、お茶を楽しんでいます。

「願ひ菓子」
出雲地方に縁の勾玉の形で、
和三盆、柚子、ココア、そして抹茶とイチゴ の
五色で1セットになっています。
やはり、“5” という数は、
収まりがいいですね。
干菓子ですから、
常温で1ケ月と、日持ちも良いです。

今、アメリカワシントンで開催されている
「シティ・オープンテニス」でがんばっている
錦織圭選手が、全仏オープンに出場した際、
お母様が、錦織選手の活躍を願って、
フランスへ送ったお菓子ということで、
地元では、一躍脚光を浴びました。

そんなエピソードが無くても、
ネーミングといい、色合いといい、形といい、
かわいらしくて、一目惚れしそうです。
甘みがけっこう強いので、
試合で疲れた身体の疲労回復に、
ぴったりだったことでしょう。
お抹茶にも、苦めの珈琲にも合いそうなお菓子です。


過去と現在、そして未来…
もの想う八月。

何を願って、いただきましょうか。