2月のこと☆
久しぶりに観劇遠征してきました☆
“新・三国志”で福岡は博多座です!
去年の歌舞伎座版より初演時に近くなり、キャストも変わるというので観に行かねばと☆
飛行機に乗るのも久しぶり☆
今回はSKYMARK
快適でした☆
お芝居の方は“赤壁の戦い”の軍船沈没も“関平”のど迫力の本水の立回りもあり、歌舞伎座版ではカットされた“劉備・玉蘭”のベルばらダンスも復活☆スーパー歌舞伎のスケールの大きさが戻っていました☆
あと“張飛”も初演時の猿弥さんに戻っていて。
笑也さんの“劉備”も変わらないけど、猿弥さんもまたぜんぜん変わってなくて、昔と同じセリフを猿弥さんの声で聞いて鳥肌が立ちました☆
新しくなったところでは梅花さんは珍しい立役で“華佗”役、新悟さんの“香溪”にも泣かされました☆
初演時の笑三郎さんは名門の誇り高い“香溪”なら右近さんは現代的な自立心のある勝気な“香溪”で踏襲以上のお芝居でした。新悟さんはいつも難しいタイミングでお役を引き継がれますがこれまた前2人とは趣が違って、古風な感じもありつつクレバーな“香溪“でした。
あんな頭のいい女性が自害するしか目指す道の正しさを訴えられないなんて、なんて残酷な時代だ💢とつい感情移入してしまいました☆
新悟さんには珍しいお役かなと思いましたがお若いのに引き出しがたくさんありますねえ。
演出の1つで、序幕に過去のスーパー歌舞伎の映像を流しつつあらすじを説明するところがあったんですが、映像自体は懐かしかったけれどお芝居にあまり映像はなぁと思っていたところ、猿之助さんがインスタで、カットした初演時の場面や今回参加できなかったり亡くなった役者さんへのオマージュの意味もあると聞いて、一転受け入れましたww
中には三代目のときの立師だった猿十郎さんの姿もあって、私は観ていた世代なのでグッと来ました☆
歌舞伎座版からのキャストもアンサンブルの皆さんもお芝居に深みや新しい工夫もなさっていたし、今回は“関平”の團子さんの活躍が素晴らしかったです☆
ちゃんとお勉強お稽古してるというのも感じるし楽しく演じているのも伝わるし、澤瀉屋は向こう60年は安泰だなあと勝手に安堵しましたww
猿之助さんは、よくよく考えるとあれ?場面が増えた割に出番はあまりないような?w
赤壁の戦いにいなかったからむしろ出番が減っていたかも?www
若手たちに活躍を譲りご自分は要所要所で存在感を発揮されてましたが、さすがの主役オーラで登場が増えてないことは気が付きませんでしたww
でも博多座まで観に行って大満足しました☆
行って良かった、ホントに☆
次また何年後に再演があるかわかりませんしね☆