昨日は私たち姉妹の観劇始め☆
壽初春大歌舞伎の夜の部の観劇でした☆
三ヶ日内の観劇は久しぶりです。
なにせ澤瀉屋の連獅子がかかっているのでラブ
お席もフンパツしました音譜

個人的感想ですが少し内容にもふれますのでお気をつけ下さい。
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夜の部の演目は
“義経腰越状~五斗三番叟~”
“澤瀉十種の内連獅子”
“鰯賣戀曳網”

“義経腰越状~五斗三番叟~”は初見でした。
まだまだ知らない演目がたくさんあります。
白鸚さん、芝翫さん、歌六さん他。
猿之助さんも“亀井六郎”でご出演。
けっこう珍しい顔ぶれでした。
見取り狂言で突拍子もないので物語に入り込むのも難しい(笑) 
五斗三番叟とありますけど、物語的にお祝いでもない。
再就職の面接前にお酒を飲んで失敗してしまうというお話なので(笑)
でも陽気な主人公が救いですほっこり
白鸚さんの酔いっぷりが面白かった☆

“澤瀉十種の内 連獅子”
19年ぶりだそうです。
そんなに空いているんだうーん
その時も観てますけど、回数としてはそんなに観てないのにとても印象に残っていて忘れられない演目の1つです。

澤瀉屋の芸が次世代に、しかも澤瀉屋の系統に受け継がれるというのはホントに感無量でした。
ただのファンですが、もうえーん繋いでくれてありがとうえーんという気持ちで観ていました(笑)

“狂言師右近後に親獅子の精”猿之助さん
“狂言師左近後に仔獅子の精”團子さん
“僧蓮念”福之助さん
“僧遍念”男女蔵さん。

團子さん顔がちっちゃい☆
染五郎さんといい、最近の仔獅子はスタイルがよすぎる(笑)
團子さんのイメージからもっと荒々しく踊るかと思いきや、力強くはありますがとても丁寧で上品な踊りでした。
と言っても澤瀉屋の連獅子は振付自体が激しいので仔獅子も迫力は満点でした☆
逆に猿之助さんは包み込むような大きい“親獅子”で泰然でありながらパッションがあふれ出しそう☆
“仔獅子”を谷に突き落とすところは2人とも感情がとても滲み出ていてグッと来ました。
澤瀉屋の連獅子は派手なだけじゃなくてドラマ性が強いので、初めて観た時とてもストーリーが分かりやすかったなーと思い出しました。
後シテでは豪快な毛振りで圧巻でした。
千穐楽に向かってどれだけ進化するのかと期待せずにはいられませんラブ

三幕目は“鰯賣戀曳網”
三島由紀夫作の新歌舞伎で喜劇ですが、物語もセリフもとても美しくて好きな演目です。
コメディセンスの高い中村兄弟が一際イキイキとしていて(笑)
笑わせてもらったし、ハッピーエンドにほっこりしたりウシシ
自分には笑也さん、笑三郎さん澤瀉屋の美人どころもご出演で見所も多くてとても楽しみましたラブ
澤瀉屋一門が活躍してるとそれだけでもホント楽しいんですけどね(笑)

趣味に関しては幸先いいスタートが切れましたウシシ
大満足の観劇始めでした☆